“マーチングバンド発祥の地・横浜と被災地いわきの若者との絆”を描いたもので、二つの港町を舞台に展開される話なので、被災地のリアルな“今”や再現フィルムに胸が締め付けられたけど、タイトルに集約できる明日への希望を感じさせてくれる映画で、本格的なマーチングバンドの演奏や動きも堪能できた。
友情出演で登場の日野皓正さんのトランペット演奏も聴けて大収穫。
正直なところ、エンディングテーマ曲のUVERworldの新曲狙いだったけど、舞台挨拶付きで観られて、桜田通くんのUVERworldへの強い思い入れも改めて知ることができてよかった。
全国公開は7月なので近場での上映があれば是非！
《横浜で活動するマーチングバンド「ヨコハマ・ジーベック」。全国大会での優勝を目標に練習に励む彼らだったが、ブラス部門のメンバーたちは様々な問題を抱えていた。ソロを目指して退団すると言いだす大学生・忠信、バンドと仕事の両立に悩む淳、被災経験を乗りこえようとする福島出身の中学生・洋介と詩織。さらに原発事故の影響に頭を抱える詩織の兄・漁師の勝男の問題まで絡んできて…》
監督は「ドン松五郎の生活」「ウィニング・パス」の中田新一。
出演は「人狼ゲーム」の竹富聖花、「王様ゲーム」の桜田通。
◆キャスト
竹富聖花, 桜田通, 石田法嗣, 小林涼子, 水本凜
111分
109シネマズ湘南7 12:55～観客8割程/170席
