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続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「百花」(2022/東宝)

《菅田将暉と原田美枝子が親子役で主演を務めたヒューマンドラマ。プロデューサー、脚本家、小説家として数々の作品を手がけてきた川村元気が2019年に発表した同名小説を、自ら長編初メガホンをとって映画化した。出産を控える泉の妻を長澤まさみ、事件と深い関わりを持つ男を永瀬正敏が演じる。》

菅田将暉くんや原田美枝子さん、長澤まさみさんなどキャスティングが好みで公開を楽しみにしていたけど、そして演技的にはもちろんそれぞれに素晴らしかったけど、自分には難しかったというか、苦手な舞台劇のようなところもあって、間合いの行間がくみ取れなくて残念。

過去と現在を行ったり来たりもどちらかというと苦手で、認知症になってしまった母親の百合子の若い頃も原田美枝子さんが演じて30年近く前の設定なのに違和感なかったのはさすがとはいえ、老けメイクや若見えメイクも苦手なのでどうしても入り込めなくて困ってしまったけど、認知症というより記憶についての物語として見ごたえがあった。

余談だけど、阪神・淡路大震災の頃の描写に、新潟地震の時に小学生だった自分をちょうど仕事が休みの日だった母がすぐに迎えに来なくて、3日間も近くの保育園で待機していたことを思い出したりもして、母に言わせると浸水した家に戻るよりは安全だからということだったけど、母がいなくなった今でも根に持っている自分をそろそろ解放しなくてはという気持ちになれたのはよかったかも。

☆あらすじ☆
レコード会社に勤める青年・葛西泉と、ピアノ教室を営む母・百合子。過去に百合子が起こしたある事件により、親子の間には埋まらない溝があった。ある日、百合子が認知症を発症する。記憶が失われていくスピードは徐々に加速し、泉の妻・香織の名前さえも分からなくなってしまう。それでも泉は、これまでの親子の時間を取り戻すかのように献身的に母を支え続ける。そんなある日、泉は百合子の部屋で1冊のノートを発見する。そこには、泉が決して忘れることのできない事件の真相がつづられていた。

キャスト
菅田将暉
原田美枝子
長澤まさみ
北村有起哉
岡山天音
河合優実
長塚圭史
板谷由夏
神野三鈴
永瀬正敏

監督
川村元気

104分

G

T・ジョイPRINCE品川4 18:50〜観客20人程/114席





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