これは「サード・パーソン」と被るテーマが隠れているような気もしたり“ないものねだりの黄昏時の哀愁”的な空気感は「マルコヴィッチの穴」を思わせるところもあったけど、AIものにするなら、いっそ、テッドのAI版みたいなコメディにしたら面白かったかも!?
眠りこける旦那の寝息が気になって困ったので、会話劇の苦手な人にはオススメできないけど、そういう自分も声だけのラブシーンを繰り返し観るのは疲れたような…(^^;
《他人の代わりに思いを伝える手紙を書く代筆ライターのセオドアは、長年連れ添った妻と別れ、傷心の日々を送っていた。そんな時、コンピューターや携帯電話から発せられる人工知能OS「サマンサ」の個性的で魅力的な声にひかれ、次第に“彼女”と過ごす時間に幸せを感じるようになる》
主人公セオドア役は「ザ・マスター」のホアキン・フェニックス。サマンサの声をスカーレット・ヨハンソンが担当した。
ジョーンズ監督が長編では初めて単独で脚本も手がけ、第86回アカデミー賞で脚本賞を受賞。
◆キャスト
ホアキン・フェニックス, エイミー・アダムス, ルーニー・マーラ, オリビア・ワイルド, スカーレット・ヨハンソン
原題:Her
126分
ヒューマントラストシネマ有楽町1 18:30~満席/162席
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