これは多部未華子ちゃん主演で早く観たいと思っていたけど、金曜日から上映回が午前中とレイトになるので今のうちにということで観てみたけど、う~ん、大好きな多部未華子ちゃんなのに、びっくりするくらい男優さんたちも豪華なのに、黒猫ちゃんも出てたのに…とか、なのに、なのにが頭の中でぐるぐるの作品だった、特に黒猫のエピソードは必要だったのか疑問、描くならもっと覚悟が必要というか。
主題歌を歌うのが三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEということで歌ありきの映画と思えばそれはそれで納得だけど、それなら主演は多部未華子ちゃんでなくてもいいし、監督は青山真治監督でなくてもいいような気もして、やはりモヤモヤ。
両親を亡くして叔父夫婦の計らいでタワーマンションに移り住むという設定も面白いし、ヒロインの勤務先の出版社の様子も面白かったけど、それぞれが上手く噛み合わないというか、比較するのは全然違うけど、エピソードを盛り込み過ぎているようでもそれぞれが機能していた「朝が来る」に比べると、こちらはそれぞれのエピソードを見せられてもだから?という思いしか感じることが出来なかったのも残念だった。
舞台にもなってタイトルやテーマにも繋がるタワーマンションがスタジオで撮られたとわかって、そこはビックリ!
あらすじ
郊外の出版社で働く直実は、両親の急死という残酷な現実に直面し、心の整理がつかないでいた。そんなある日、彼女は叔父夫婦の計らいで都会を見下ろすタワーマンションの高層階に引っ越す。そこで同じマンションの住人であるスター俳優の時戸森則と出会い……
118分
監督
青山真治
キャスト
多部未華子
岸井ゆきの
美村里江
岩田剛典
鶴見辰吾
岩下尚史
高橋洋
大森南朋
永瀬正敏
柄本明
T・ジョイPRINCE品川10 19:00~観客15人程/124(62)席
