これは公開当時に観て、プリンスのことはよくわからないなりに、何か魂の奥に触れた気がして涙が出た記憶があったので、今回のシネロックフェスでまた観られて感激。
映画自体はプリンスの下積み時代のサクセス・ストーリーに名曲パープル・レインを絡めた自伝的青春映画になっていて、タイトルにもなっている名曲パープル・レインのPV的な内容でもあるわけだけど、今回もやっぱり、父へ捧げるという名目で演奏される場面にじーん。
音楽シーンも見どころだけど、実名で登場する女性アポロニアとの関係や、両親、特に父との確執がとける様子にも引き込まれた。
毎年恒例になった丸の内ピカデリーでのシネ・ロック・フェスティバル、今年は忌野清志郎さんや永ちゃんもラインナップ、7月29日~31日は爆音上映もあるので興味ある方はお見逃しなく!
ストーリー
ミネアポリスで人気No.1のバンド『ザ・レヴォリューション』のリーダー“キッド”は、近頃頭角を現わしてきた『ザ・タイム』の存在に危機感を抱いていた。折しもバンド仲間とは不協和音が聞こえ始め、家族問題も深刻化、さらに恋人との関係も最悪状態。それでも彼は自分の我を通そうとしていた……。
原題 PURPLE RAIN
111分
監督
アルバート・マグノーリ
出演
プリンス
アポロニア・P・コテロ
モリス・デイ
丸の内ピカデリー3 16:25~観客50人程/540席
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