続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「プリンス パープル・レイン」(1984米/ワーナー)

《黒人はもとより、白人の中にも熱狂的なファンを多く持つロック・シンガーのプリンス。その彼の自伝的作品といえるもので、一人の黒人青年の生きざまを描いた青春映画。同名のサントラ盤とともに、アメリカでは大ヒットを記録。本作品の続編にあたる「グラフィティ・ブリッジ」(日本未公開)も製作された。》

これは公開当時に観て、プリンスのことはよくわからないなりに、何か魂の奥に触れた気がして涙が出た記憶があったので、今回のシネロックフェスでまた観られて感激。

映画自体はプリンスの下積み時代のサクセス・ストーリーに名曲パープル・レインを絡めた自伝的青春映画になっていて、タイトルにもなっている名曲パープル・レインのPV的な内容でもあるわけだけど、今回もやっぱり、父へ捧げるという名目で演奏される場面にじーん。
音楽シーンも見どころだけど、実名で登場する女性アポロニアとの関係や、両親、特に父との確執がとける様子にも引き込まれた。

毎年恒例になった丸の内ピカデリーでのシネ・ロック・フェスティバル、今年は忌野清志郎さんや永ちゃんもラインナップ、7月29日~31日は爆音上映もあるので興味ある方はお見逃しなく!

ストーリー
ミネアポリスで人気No.1のバンド『ザ・レヴォリューション』のリーダー“キッド”は、近頃頭角を現わしてきた『ザ・タイム』の存在に危機感を抱いていた。折しもバンド仲間とは不協和音が聞こえ始め、家族問題も深刻化、さらに恋人との関係も最悪状態。それでも彼は自分の我を通そうとしていた……。



原題 PURPLE RAIN

111分

監督
アルバート・マグノーリ

出演
プリンス
アポロニア・P・コテロ
モリス・デイ

丸の内ピカデリー3 16:25~観客50人程/540席





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