5月27日(水)記述。後日、追加記入・修正あり。
初めに・・・この1週間ほど前、お客様より 「 いつからグループライド ってOKなのかね・・・? 」 と質問を受けました。
お店としての活動は2月の下旬ごろから一切のライドを中止しておりまして、チームメンバーにはソロライドを徹底させておりました。
以前より、私自身もこの問題に関しては色々と考え方の違いがあり、いずれは地域ごとでの話し合いやガイドライン的なものが
必要なのではないのだろうか・・・と感じておりました。
先週末、私が管理しております県内自転車愛好家のグループにて、この話が話題となりまして
早々にこの問題を皆様と議論をしていかないといけないと思い、この月曜日から今日まで情報を集めておりました。
この話はかなり長くなりますが、大事なお話ですので県内ライダーの皆様には目を通していただきたいと思います。
そして、今回のガイドラインは 「 案 」 として私が中立的な立場で書いている内容でありますので
後日修正などを行うこともございます。 何かしらの変更点の提案がございましたら、メールをいただきたいと思います。
メールアドレス : fins1991@major.ocn.ne.jp
よろしくお願い致します。
まずは私のことを知らない方もいらっしゃると思いますので、簡単な自己紹介から書いていきます。
長岡市にありますサイクルワークスフィンズの店長をやらせていただいております遠藤健太と申します。
普段は店長をやりながら、実業団のロードレースに参戦したり、MTBでレース参戦しております。
県内の自転車関係に関しては、新潟県自転車競技連盟の理事をやらせていただいておりまして、主にロード関係をやっており
ジュニア育成など練習会の開催などを担当させていただいております。
私の妻が医療関係者で、検査技師(PCR検査などもやっております)ということもあり、
2月ごろから家の中では徹底したウイルス対策を行ってまいりまして、日常生活の中でもこの話も話題に出ていることから
新型コロナウイルスに関しては少し勉強をさせていただいております。
ここからは本題のお話です。
今回、 【 新潟県内のサイクルスポーツ活動についてのガイドライン(案) 】 の作成にあたり、
長岡市内のスポーツ振興課・スポーツ協会・プロチーム関係者・県内他競技の代表の方とお話をさせていただいております。
この内容を作るために休日返上で3日間かけました。
このお話を以下の通りにまとめさせていただきました。
1 : 長岡市内の小中学校の部活動・スポーツクラブ等の状況について
この資料に関しては長岡市のみとなっておりますので、他の地域と違う点もあるかと思います。
学校の部活動についてのお話です。 5月25日(月)から31日(日)に関しては、校内で1時間程度とする。
この期間は基礎的な内容として、週休日は実施しない。
6月1日(月)以降については、市内公共施設等の利用も可とし、平日は1時間程度、週休日には2時間以内とし、
他校との交流や練習試合等は行わない。 6月15日(月)以降は状況に応じて1時間30分程度に延長して良い。
活動場所の密集を避けるように工夫すること。
今現在、臨時休館中の市有施設の段階的再開については、 屋外施設の団体利用6月1日から再開予定となっております。
スポーツ少年団・ジュニアスポーツクラブ活動に関しても、同じく6月1日(月)から段階的な活動再開をお願いします。
( 短時間・基礎的な運動強度の低い内容から始める )
活動に際しては、(公財)日本スポーツ協会のガイドラインによることとし、感染症拡大防止策を徹底するとともに
運営スタッフ・指導者・参加者が遵守する事項について整理・明確にし、団体内相互に確認、協力を求める等の
準備をお願いします。 とあります。
新型コロナウイルス感染症については、日々状況が変化しており、今後も状況に応じて方針を変更することもあります。
2 : 県内サイクルスポーツ活動についての案
今後の県内グループライド についての提案となります。
活動内容に関しては、上記にも挙げた日本スポーツ協会のガイドライン・長岡市におけるスポーツ活動の内容を参考として
私自身がサイクルスポーツ活動へ落とし込んだ内容となります。
5月31日(日)までを、県内スポーツ協会の意向により自粛とし、グループライドの再開は6月1日(月)以降とする。
そして以下のことをご確認お願い致します。
・ 2週間前から体調をチェックすること ( 平熱の超える発熱があった場合はしばらくの間グループライドを控える )
・ 当日の体調が良くない場合は参加しない ( 発熱・咳などの症状がある場合。 事前に体温をチェックすること )
・ 参加人数を10名ほどまでとし、10名ほどの場合は2つのグループに分ける
・ 参加者は全て同じチームで、代表の方は全ての参加者の身元がわかること
・ 1〜2時間程度のライドとし、高強度のトレーニングはしばらく間、控えること
・ ライド中に大きな声を出したり、唾を吐いたりしない
・ 県外への出張があった場合は、2週間程度のグループライドを控える
・ 県外からの方との接触があった場合も、同じく控える
・ グループライドの前後、集合した時などは3密を避けること
・ グループライドの写真等、SNS・HPにアップすることをなるべく避ける
以上です。
こちらはまだ提案となりますので、今後修正させていただくこともございます。
3 : 今後のサイクルスポーツイベントに関して
ここからは自転車関連のイベント・レースに関してのお話です。
今年はいろんなイベントが中止となる中で、7月の第1週から 【 JBCF 実業団ロードレース 】が開催となります。
各プロチーム関係者とのお話の中で今週末〜来週より 「チームとして段階的に少人数からのグループトレーニングを開始する予定」
というチームが多くいらっしゃいました。
私自身も、7月末に開催されます群馬での実業団レースから開始しようと考えておりますが、
私の経験上・・・ 100〜200名の選手たちが密集するロードレースの中で走るためには
チーム練習会を約1ヶ月前より開始しないと集団走行への慣れを感じることができないと考えております。
これによりまして、あくまで予定となりますが当店のレース班練習会再開は6月下旬ごろまで中止とします。
ゆっくり走るライドに関しては、様子を見まして来週末あたりから再開させていただきたいと思っております。
県内の実業団チームに関して、今後数チームの代表者と話し合いをさせていただき、この内容に関しては修正させていただくことも
あるかもしれませんが、様子を見ながら段階的に進めていきたいと考えております。
新型コロナウイルスに関して。
誰もが経験したことないこの病気に関して、必ずしも正しい答えというものは誰もがわかりません。
今回のウイルスは今までのウイルスと全く違い、高熱が出たり、いきなり呼吸が苦しくなる・・ ということがないことが厄介なところです。
感染していることがわからないという方が多い中で、自分たちにできることは・・・
【 自分たちの行動を今一度考えて行動しよう 】
ということです。
今回のグループライドの問題に関しては、地域の差・自分の環境によっても違いがあります。
私自身は、妻が医療関係者ということもありこの2週間ほどはまだソロライドを徹底します。
仕事関係で感染リスクのある方や、出張の多い方などは、同じく自粛したほうがよろしいかもしれません。
それとは別に・・・地域の差もあることはたしかで・・・
例えば、全く1人の感染者も出ていない佐渡や魚沼などの皆様は、グループライド をしても良いと思っております。
自粛・ダメということは、もう聞き飽きた方も多いと思います。
そして、個人事業主の皆様は、いち早く経済を回していかないと・・・ と思っている方も非常に多くなっています。
完全に元どおりに戻るとは思っていませんが、段階的に前へ進めていかなければいけないと思っております。
最後に ・・・・・
グループライドに関して、ショップ側の意見をお話しします。
私のお店ではグループライドで、お客様同士が仲良くなり、一緒にイベントに参加したり、飲み会を開いたり
機材のお話の中でアップグレードをしてもらったり、時にはチャレンジサイクリングなどのイベントのお手伝いを
していただいたり ・・・ と、グループライド を通じて 「 仲間の輪 」 を広げています。
それなので、ショップの中では 【 グループライドは非常に大切な位置付け 】 となっていることを
皆様にはわかっていただきたいと思います。
今後、新潟県内のライダーにて、この内容が周知され、少しずつでも前へ進んでいくことを望んでおります。
同じ新潟で、同じ趣味を持っている仲間同士がもっともっと仲良くなれることを信じて、この話を終わりとさせていただきます。
また、この内容は 【 案となっております 】ので、何かございましたら上記のメールアドレスまでご連絡をよろしくお願い致します。
では、またアップします。
フィンズ 遠藤健太