岡山に親類・知人はいないので、旅行プランを立てている際、何処にいけば美味しい物に出会えるか、
いろいろ調べていた。
ある時、私がTwitterでフォローしている岡山在住のバス研究家の方が
「やっぱり、岡山でうどんなら「およべ」に行くかな」
多分、こんな感じの呟きをされていたのを思い出し、ネットで調べると
OYOBE BROTHERS
どうやらこの店のことだと分かった。
うどんも良いが、せっかくなら旅の打ち上げに🍺が飲みたいと思い、系列の居酒屋を
チェックすると、カウンター席もあり気兼ねなく一人呑みが出来そうだったので
「食べログ」で18:30から2時間の席を予約した。
夜の岡山駅前など歩いたことがないので、グーグルマップに道案内させて
歓楽街のとある雑居ビル前まで来ると、
「酒喰およべ」
の小さな照明看板があった。
ホンマにここでええの?
外観だけ見たら、勝手口みたいな扉を恐る恐る開けると
中は思った以上に広く、オープンキッチンを囲むようにカウンター席。
その周りをテーブル席が囲んで、そこそこの席数が用意されていたが、全て埋まっている。
私が来てからも数人が来店するが、今日は予約で一杯と、店主が客に手を合わせて謝るほどの
大盛況だった。
メニューを見るが、種類はそれほど多くない印象。
とりあえず
お疲れさんの🍺を注文するが、店員がサーバーに樽を補充するのに手間取ったようで
なかなかカウンターに🍺が現れず、店主が
「すいません」と頭を下げる。
実はその後もオーダーミスがあったりして、若い店員さんは全般的に明るくキビキビと動いて
店の接客レベルは高い方だと思うが、店主の目指すレベルにはまだまだ達していない様子。
時折店主が若い店員を手招きして、裏で身振り手振りを交えながら、いろいろ教えていた。
一品目は定番、刺身の盛り合わせ。
店員が魚を説明してくれるが、ビックリしたのは厚く切られた「鰆」の刺身だ。
今まで鰆を生で食べたことが無いし、どちらかと言うとあまり好きな魚ではなかったので
少々不安だったが、食べてまたまたビックリ‼️
鰆って、こんなに美味い魚だったかな・・・
その時、たまたま店主と目が合ったので、思わず
「鰆がこんなに美味いとは思いませんでした」
と感想を言うと、店主は笑って
「そうですか、ありがとうございます」
と答え
「お客様はどちらからですか?」
と聞くので
「滋賀県から旅行で」
と言うと、隣りのカウンター席に居たご夫婦が
「岡山の鰆を存分に召し上がってくださいね」
と言って席を立たれた。
「鰆の炙りがあるんですが、いかがですか」
店主に勧められ、迷わずオーダー。
クリームチーズとアボカドのかき揚げ
舞茸の天ぷらとタコ天を頼んだつもりで、間違ってゲソ天。
ゲソ天と気づかず食べていたら、店主が
「すいません、タコとゲソを間違えたみたいで、タコ天もお持ちします」
「いや、ゲソ天でいいよ」
ホントに天ぷら3品も食べたら十分だったのだが
タコ天 サービス。
思わず🍺もう一杯追加オーダーする。
そしていよいよ
「鰆の塩炙り」が登場!
これがまた脂がのって美味い。
今まで持っていた「鰆」の概念が一気に崩れた一品だった。
最後の〆
「およべ」=「うどん」と言う事で、田舎うどんをオーダー。
出汁が見るからに濃そうだが、味は濃くても塩っぱさは無く後味は意外なほどスッキリ。
もちろん、うどんもコシがあり大変美味しかった。
なかなか良い店に巡り合ったと思う。
酒喰およべ(食べログ)
岡山20:36発 のぞみ64号 東京行きの最終便で 新大阪21:20着
新大阪21:41発 特急びわこエクスプレス4号 米原行きに乗り換え
近江八幡には22:42到着。
無事 帰宅した。
どうにか家まで辿り着きました。
長々とお付き合いありがとうございました。
まだ「関西どこでもきっぷ」の旅もありますが、職場復帰するのでいつアップ出来るか分かりません(笑)
完