ただ個人的な釣行日誌

すみずみまで読んでください

ボートメンテナンスと制作物

2008年09月14日 21時03分20秒 | Weblog
前から気になっていた、愛艇フィッシュ12Aの船底をタッチアップした。

これはおそらく前のオーナーが、スロープなどにおいて、手持ちで取り扱っていたため着いた傷の数々である。

私は台車(いわゆるランチャーと呼ばれるもの)を制作し、進水&揚陸しているので、コンクリート面にがりがりとはやらない。ただ、キールだけは上げることがあるが。

このゲルコートの剥げたfrpの地肌は、あまりそのままでは良くないのである。

特に水上係留をする船や、海岸に雨ざらしにする人は、船の寿命を縮めるようなので要注意だ。

長い間にfrpが水分を吸い、オズモシスと呼ばれる膨れができる。また、frpの積層が、剥離し強度が低下する。たぶん事故にあう前に、船検に受からないと思う。

私は屋内保管なので、オズモシスの心配はないのだが、一応水と接触しないようにタッチアップする。


あと、ボートをトレーラーから台車に移すときに力まなくて良いようにローラーつきジャッキを開発(大袈裟なり)した。これは期待できそうだ。


これは大体5センチくらい上がるが、そんなに上がる必要もない。ちょっと浮けばよいので、てこの原理で、長い棒を使い、センターキールを下から持ち上げても良いのだが、なるべくスマートに作業をしたいので、とうとう作ってしまったものである。



ローラーを複数個配置し、ローラー上におきっぱなしにしようかとも考えたが、不安定だし、圧が小さい面積に集中するのでやめた。

なお、センターキールが乗る木の台と左右のウッドレーンに平均して加重がかかるように高さを考えてある。エンジンやエレキ、バッテリーその他で、大変重くなっているので、ウッドレーンの後端がハルを折り曲げようとするのを和らげるためである。

frpは反発して元の形に戻っているが、アルミ船だと、船底が変形する心配があるということである。

どちらにしろ油断しないにこしたことはない。

試運転が楽しみだ。

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