太宰府で購入した盃で飲んでるのはコレ↑
人気の蔵元で「秋鹿」にもいろんなのがありますが
こいつは純米であっても吟醸ではなく80%精米(20%削)。
常温での一口目、すげぇパンチきいててぐわっときた。
そのあと舌に鼻にいろんな味覚が押し寄せる。
さながら口の中と鼻腔が
高速道路 鳥栖ジャンクションのよう(日本で唯一のクローバー型)。
バスとトラック、セダンにオープンスポーツカー、
ときどきGTRとロータススーパー7とプリウスが交差してくみたいな。
燗をつけると味が変化した。
そのまま冷ますとまた違う味、ん~カカオ成分が高いチョコの味もする。
2杯、3杯・・・・うめぇじゃねぇか。
甘みは抑えられ、どっしりとした漢らしい味わいなり。
これから日本酒を飲もうと思っている人の
入門酒にはおすすめできんがね、旨いよ。
精米歩合で全然味が違うというのがこれでハッキリ。
純米吟醸や純米大吟醸ってさぁ、やっぱ花形なんやね。
吟醸までいかない純米はいわば名バイプレイヤーってとこか。
大地康雄さんのような。
ならば本醸造酒が大部屋で、普通酒がエキストラ・・・
どうでもいいや。
そんじゃまた、オィ~ス!
■蔵元:秋鹿酒造
大阪府豊能郡能勢町倉垣1007
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dancyu (ダンチュウ) 2009年 03月号 [雑誌] 価格¥860(税込)発売日2009-02-06 |
「雨に濡れたどーちゃらこーちゃら」のつづき。
▲細い路地をずっといくと入り口が。大人の隠れ家っぽい演出。
▲玄関から入り口まではこんな感じ
久留米発祥で全国展開してる「梅の花」、この太宰府別荘 自然庵は日本庭園をそなえた一戸建て。すぐ近くに光明禅寺や天満宮があってロケーションいいです。
予約しておいたので、通されたのは個室。今回はフンパツして梅の花膳「極」に。創業祭のDMについてた「極」500円割引のクーポンを使いました。
■湯葉豆腐、湯葉煮、季節のお浸し ■季節のお造り ■茶碗蒸し
■おぼろ豆腐(引き上げ湯葉の残りの豆乳にニガリを入れてしばし待つとできあがり。すり胡麻とおろし生姜とわり醤油で)
■ひと口煮あわび
あわびの身のように見えるのはタケノコ。その下に本物のあわびが隠れてます、やわらかくて美味しかった。あわび料理は「冷製柔らかひと口あわびの柚子ジュレ掛け」かどちらかの選択、又は国産牛ヒレひと口ステーキ、又は本日の魚料理です。
妻がチョイスしたステーキは↑な感じ。生肉を焼けた溶岩でジュージューやります。この日はヒレがなくてロースでした。なのでヒレの場合より肉が大きいのだと思う、じゃないとねぇ・・。
■デザートは3種類から選べた(豆乳アイスの黒蜜ときな粉がけ)
全15品。器もしゃれてて、目に舌に美味しかった。
帰りに参道で梅ケ枝餅を買って帰りました。
車で行ったので酒はガマンしてて・・
帰ってさっそく一杯。んめぇ~。
左にチョコンといるのは
ギロロ伍長ではなく太宰府名物の「木鷽(きうそ)」。
「明けてうれしい天満宮の 春のうそかえ縁となる」
(野口雨情「筑紫小歌」より)
そういや鷽(うそ)って鳥、画像検索したけど奇麗やね。
あぁ酔ってすっかりいい気分。そんじゃまた、オィ~ス。
※掲載画像はクリックで拡大表示されるのもあります。
あぁ、熊本は楽しく美味しかったなぁと、
余韻にひたりつつ迎えた、雨がしとしと降る肌寒い月曜。
学問の神、天神さま(太宰府天満宮)へ、
梅の香りをかぎににちょっと行って来たよ。
(フリーランスの仕事はこういうときだけいい)
メインは「梅の花」のコース料理やけど、
それは次の日記で。
雨の太宰府散策もよいものです。
石畳、梅の幹、それにコケがしっとり濡れててエェ具合。
大人のエロスというか官能的・・・、
何も感じませんか、私だけですかそうですか。
ピチピチ、チャプチャプ、ランランラン。
北原白秋に敬礼!
心字池にかかる太鼓橋の中程にある志賀社の屋根なんかが、
またいい雰囲気を醸しとるんよね。
梅は全体的に紅梅も白梅も三分咲き程度。
かすかに香ってはいるけど見ごろはもう少し先やね。
「ごめんください 太宰のごんのそつさんですか。
どなたですか、厄年のおいさんです。
お入り下さい、ありがとう。」
▲境内の池の錦鯉、硬貨が主食ではないと思いますが
▲道真公の歌に詠まれた飛梅
本殿ではTVカメラクルーと、学ランに鉢巻き姿の地元パーソナリティー(Y田Y子さん)がいて必勝祈願かなにかで祝詞があげられてた。それで巫女さんによる舞い?というか神事が見られました。おみくじは引かなかったけど、うすい紅梅色の紙でした。ときどき色が変わるんよね。水色と藤色に黄色は以前見た記憶がある。
▲飛梅の雨のしずくは甘露のようにも見える
岡野玲子の漫画「陰陽師」に登場する、鬼と化した菅原道真公の怨霊は憎めないキャラでしたね。
参道の陶芸店で大きめの盃(さかずき)を購入しました。窯元は大分は日田の天領窯。日常につかえる素朴でざっくりした質感の器です。1つ500円なり、ホクホク。これでまた酒量が増えるな・・。
ここからが当日のメイン。
さて腹ごしらえといきますか?
いかれますか?
「ごめんくさい!」(つづく)
※日記に掲載の画像はクリックで拡大表示できるものもあります。
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夢枕獏原作:岡野玲子 陰陽師 (1) 発売日1999-07 |
本日の余談:2月9日はニクの日ということらしく、今年も骨つき原始肉(ギャートルズ肉、あるいはマンガ肉)が売り出されたとかないとか。とくに食べたかないなぁ。
土曜日は披露パーティー参加のため20時熊本駅着。 熊本来たら馬刺しやろうもんということで、ホテルチェックイン後「では参ろうか?おぉ参ろー参ろー!」と「酒楽庵 雅や」でひとり舌鼓、美味なり。スタッフが親切で感じ良かった。dancyu効果でここではこれから日本酒に力をいれてくそうですよ(イェイ!)。ならばまず地酒「香露」の純吟ば置いて欲しかです。それにしても下通も栄町通も賑わってるね。
▲馬づくし。
▲特大!1合サイズのぐい呑みで冷やを豪快に。米・水から酵母まで完全な地元産の純米吟醸「墨守」(瑞鷹)
▲春野菜の天ぷら盛り合わせ。ふきのとう、たらの芽を抹茶塩で。
▲これまた大きなグラスになみなみと。琥珀色の球磨焼酎「大石」(大石酒造場)
腹ごしらえを済ませいざ出陣!ややっ、会場の「インディゴ」がグーグルで調べた場所に
・・・ない。なんで?
下通のマックやampmの若い店員に尋ねるも知らないと言われ、先入りしてるはずの友人に電話するもつながらず。宿泊ホテルのフロントで尋ねてパソコンで検索してもらうと「インディゴ・ブルーですね。」と地図を渡され(ん~それは多分JAZZ BARの方やね)、ラチがあかんのでパソコンをレンタルして部屋で再検索。行ってみるとオフィス街でただただ真っ暗な所、
・・・ここじゃねぇだろ。
また部屋へ引き返そうと歩いていると友人Mから電話がありマック前で合流。助かった。それで会場は先述のampmもマックもスグ近くぢゃんどういうこと?「それならぎゃん行って、ぎゃーんたい」って熊本弁で教えてくれるかとワクワクしたのに。重装備で歩いてホトホト参った。
で、遅くなったけど仕込んだウエディングチャイム音を鳴らしてファンクで盛り上げて、というよりフロアの皆さんに盛り上げられ(いいなぁ熊本)飲んで騒ぐ。
午前4時すぎに「こだいこ」でラーメン食べて、部屋へ戻ってパソコンで場所を再検索。結論、検索ワードは「INDIGO 熊本」じゃないと正しい場所が表示されない。カタカナじゃなんぼやってもダメやった。なぜか2つ存在するWEBサイトに地図も住所の日本語表記もないのがイカンのじゃい。で片方のサイト名はINDIGO BLUEだし。もう、ややこしいったら。
翌朝起きると胃が気持ち悪い。ホテルを出て先頃復元完成した熊本城本丸御殿へ(建物の中では靴は脱いで渡されたビニールに)。平成の匠たちの技と熱意にひれ伏す。庭園に面した廊下で後ろに手を組んで胸を張り「ほっほっほ、まっことヨカ天気よのぅ」とお殿様気分に浸ってニヤケる。周りの人も思いおもいのお殿様ポーズをしてニヤケてた。絶好のニヤケSPOTなり。
▲順路以外は立ち入り禁止なので混み合っていてもこんな写真が撮れます。一部フラッシュ撮影禁止。
その後は路面電車で上熊本駅まで行って車両庫を見て通町まで引き返し、「紅蘭亭(上通店)」で昼食を食べたあとウッドストックの看板娘にご挨拶。「岡田珈琲」で一服して熊本駅で陣太鼓といきなり団子を買って特急に乗車。16時半に帰宅。
▲ウッドストックただ今セール中。
そんなわけでダブルNOGおめでと。INDIGO&ウッドストッククルーの皆さんお世話になりました、ありがとう、またにゃ~。
※掲載画像はクリックで拡大表示されます。
本日の余談:熊本のmosaicというイベントと拙者は無関係でござるよ。面識もないけどなんか楽しそうやね。