春の朝

途中寄り道をしながらそれぞれの季節を楽しみたいと思います

諭吉先生が護った故郷の景観

2024年04月03日 | 2024年04月の記録

競秀峰を「青の洞門」として愛でていました。しかし、青の洞門は「競秀峰」の一部にすぎません。競秀峰」は「日本遺産認定」されています。

競秀峰は、不思議な奇岩の数々から峰により細長く1kmに渡って連なる名所。自然の神秘を間近に感じる事ができます。慌ただしい毎日から少しの時間解放されてみませんか。

1818年に来渓した頼山陽が「耶馬渓図巻」によって天下に紹介したことも知られた話です。しかし、1894年に故郷中津を訪れた「福澤諭吉」は競秀峰が廃却されることを耳にし「心ないものの手に渡ると景観を損ねてしまう」と思い三年の歳月をかけ私財を投じて競秀峰一帯を買収し保護したと云われます。

「福澤諭吉先生が護った故郷の景観」大切にしたいですこの景観

ここ青の洞門は大正8年に発表された菊池寛の小説「恩讐の彼方に」で全国にその名が紹介されました。

昔、交通の難所として旅人を苦しめ、一歩道を踏み外しと人や馬が山国川へ転落するために、これを見た「禅海和尚」が30年の歳月をかけて堀たトンネルで完成は「宝暦13年(1763年)」に完成しました」案内板


青の洞門入口


禅海和尚の掘られた当時のノミの跡

今日はTVで青の洞門の「ネモフィラ」が咲き誇っている映像を目にして、空は曇りですが出かけて参りました。
中津駅からバスを利用すれば20分ほどの距離にあります。帰省中に時間をみつけてあちこちへ出かけてみたいと思います。

青の洞門入口のお店で「だんご汁」も美味しくて
どうぞ季節の変わり目お風邪など召されませんように・・・
今夜もゆっくりお休みんさい♪

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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諭吉先生が護った故郷の景観 (ミワ)
2024-05-02 12:19:59
暫くぶりにコメントが復活して嬉しいです!
競秀峰と青のネモフィラの何とも美しい景観‼
丁度、ネモフィラも満開で見頃ですね。
私財を投じてこの景観を護ってくれた福沢諭吉先生に感謝申し上げます。
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ご無沙汰しています ()
2024-05-02 20:35:37
お元気そうで安心しています。
久しぶりの帰省でしたが時間をみては近場に出かけてみました。季節柄、桜・藤・ネモフィラ・春の花や初夏の花が咲き誇って素敵な季節の里帰りでした。

久しぶりにコメント欄をONにしていました。いつも有難うございます。よろしくどうぞ♪
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