5/25(土)12:00~ 日本武道館
第61回全日本合気道演武大会。合気道は、開祖・植芝盛平が、1942年
に「合気道」を称してからでも80年を超える武道です。自らを守るための
もので、勝ち負けを競うものではないとの趣旨から、試合はありません。見
物人は何を観るのかと言えば、稽古。柔道のような1対1の乱取りです。
君が代斉唱で始まる年に一度の全国大会には、中高大学生&企業や町中の道
場の社会人、7000人が参加。1団体1分30秒の持ち時間で、日ごろの
稽古の成果を披露しました。10人未満の団体から30人を超すところまで。
大太鼓の合図に合わせて、流れるように進行しますが、素人目には、取り手
の技より、投げられて吹っ飛ぶ受け手の姿が印象的です。観客席は、800
0人。出場者の控えスペースを兼ねており、男女比は8:2で男。年齢層は
中学生から高齢者まで幅広く、外国人の姿もチラホラ。来賓席には、オース
トリア、ヨルダン、キルギス、レバノン、モルドバ、スロバキア、トルクメ
ニスタンの大使が居ました。入場無料。(S.中山)