スポーツ見物協会

あらゆる種類のスポーツを競技会場行って見物しようという協会の情報ブログ

<観戦リポート>全日本短剣道大会

2024-02-11 18:02:51 | Weblog
2/11(日・建国記念の日)11:00~ 千代田区 日本武道館
第23回全日本短剣道大会。長さ53cmの竹刀を使う短剣道は、木銃を使う銃剣道と並んで、全日本銃剣道連盟所管の武道です。団体戦(1チーム3人)の部と個人戦の部に分かれ、団体戦は成年(男子)の部、防衛大を含む自衛隊勢中心で77チーム。女子の部、13チーム。高校生の部、10チーム。個人戦は男子と女子に分かれ、男子は年齢でA(35歳以下)154人、B(36~50歳以下)55人、C(51歳以上)22人と高校生の部、31人。女子は高校生以上で33人が参加。試合は2本先取で勝ちですからスピーディー。
団体戦成年の部(男子)は、自衛隊普通科教導連隊A(静岡)が優勝、準優勝
は、本間道場(神奈川)。女子は福岡桜組が優勝、準優勝は、郡山A(島)。高校生の部は、優勝、勝田工業高校A(茨城)、準優勝、勝田工業高校B。個人戦は、成年Aは、関澤良太(第18普通科連隊)が優勝。準優勝は、鎌倉卓摩(普通科教導連隊)。成年Bは、優勝、長谷川英昭(茨城県選抜)。準優勝、佐藤岳(普通科教導連隊)。成年Cは、優勝、鈴木利広(栃木県選抜)。準優勝、勝屋弘善(佐賀県選抜)。女子の部は、山口あや子(郡山)が
圧勝の連覇を飾り、準優勝は、鈴木弥生(本間道場)。高校生の部は、及川
瑛志(勝田工業高校)が優勝。準優勝は、古賀奏丞(佐賀農業高校)でした。
銃剣道は、自衛隊員の定員割れや大学銃剣道部の廃止などの影響で、選手の
半減に悩んでおり、中学生への普及(特に女子)に力を入れていますが、銃
剣道を指導できる教員が転勤すると後任が無く、活動が無くなる事態があちこちで起きています。観客席の性別は、6:4で男。年齢層は広いです。選手&関係者の控えスペースを兼ねていますので見物人の数は判りません。
 大会後の会議では、この窮地を脱するには、とにかく、これまで開催したことのない世界選手権大会を日本で開き、山口選手が、見上げるように背の高い外国人選手からアレヨという間に2本取り、初代世界チャンピオンに輝く姿を見せることしか無いと、かなり乱暴な言い方で提案しました。(S.中山)