プラッツのT-33。上等のデカールが付いてくるから素直に貼れば良いのに本家のTバードにしたくてエクストラデカールも購入。
どちらかと言うとFトイ風のキット。梨地仕上げ、深めのスジボリ、くどいモールド、合いが良さそうで裏切られる場面多々有り、脚ドアなどに見えてしまうひけちらほら。と書くと、しょうもないように聞こえるが出来ると恰好良いから、めげずに作る事をお勧めしておく。
操縦席にあるカーテン支えがゴツイので削っていたら折れてしまい、真鍮帯板に換えた。最初からそうすれば随分楽出来た。気になる隙間、ひけを埋めて段差をなんとかしてと小さい割に手間がかかる。手間のついでに組んでいる内に絶対折ってしまう機首下のピトー管もPE余り物をちょっと削って、曲げてで作り直した。
私が一番呻吟したのはエアブレーキ。閉めてしまえばどうと言う事はないのだが駐機中は開いている事が多そうなので、その様にしようとしたのだが、位置と角度が決まらない。どこにどう付けるべきかが良く判らずじたばたしてしまった。結局、アクチュエータだけ生かしてブレースはプラ棒で再生。後、燃料ダンプマストの取り付けがあいまいで、穴位は自分で開けるから足を長めにするとかして欲しかったぞ。
エアクラフトグレーはクレオス73番の彩度を少し下げてやった。キットのデカールにはグレアシールドとか翼付け根の赤が入っているが、前者は自衛隊の緑色、後者は機体と合わなく使えなかった。残念。
データ類はキットの物等を使用。等の意味は日本語表記は貼らないで他から頂いたの意。ともあれ上質のデカールが付いているのは、ちと大きめでは有るが、大変ありがたい。
TACエンブレム付きとANGで20年程の年月の差が。長く重用されたのは、やはり、傑作機だからなのだろう。1機は空自にしておけば良かったかもしれないかな。でも、こっちの方が板に付いた姿だ。