昨秋来作っていたグレートウオールホビーのP61が完成した。最後の悪あがきは操縦室天蓋のロック、写真を見ると結構見えるのでらしく作ってみたものの、華奢に作りすぎてあまり見えなかった。この辺のデフォルメはモノグラムが一番うまい。
このキット、A型とはいうものの、プロペラ、カウリングはC型、レドームの長さはB型、キャノピー周りは何だろうなのでまじめに作ってもそれなりに手間がかかる。それで、何故か、モノの部品はぴたりとはまるのを良いことに黒で銃座付きのB型にしたが、追加で主脚カバーの変更、ストラットドアのみ開、と照準器付き銃手席への交換が必要となる。いろいろ見比べたものの、レーダー手キャビン後ろの矩形窓が小さいのは気づいたが天蓋枠がちょっと違うのは見落とした、残念。ちなみに操縦席天蓋枠も違うがこれは気がついてモノから戴きました。
前に前脚の長さでブツブツ言ったが、主翼の角度も要注意。双胴機なんで尾翼と胴体の位置関係には気を使い、おっきちんと組めるぞと安心し組んでしまったけれど、どうも外翼の上半角がむむむになってしまった。ただし、気付いた所でどう直すかは今でも名案無し。
マーキングは当然一番有名なLady in the dark。友人に昔のマイクロを都合してもらったが違和感がある、赤過ぎる。古い世傑の記事とは合っているが出典が書かれているオスプレイの記述とは違う。あれこれ探したところ入手可能なZotsの方が似ていたので使用。ただし、硬くて非常に貼り難かった。目立つ主翼のウォークウェイは塗ったが最近は細切りテープが売っているので思ったよりも簡単だった。なお、昔のバンダイモノグラムの組説に「幅は1mmです。」と書いてある。親切だな。
ブツブツ言ったが完成出来たのはこのキットが悪くなかった証拠、多分モノを作るよりは楽させてもらったに違いない。でも、もう1機はいいや。