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精子提供ボランティア@南東北

宮城、福島、山形を中心に第三者からの精子提供を希望する方に協力しております。ひとこと日記を中心にアップします。

トランスジェンダーが自分の遺伝子を持った子供を持てる可能性

2020年07月27日 | 提供活動について
トランスジェンダーの方でも自分の遺伝子を持った子供を持てる可能性はあります。
現にFTMやFTXで自身の卵子と子宮で妊娠出産されてる方や子供をもうけたあとに性転換されたMTFの方もお見受けします。

それとは別に、性別適合手術前に精子・卵子を凍結保存して妊よう性温存する方法もあります。

FTMと女性のパートナーの場合は、凍結保存した卵子とドナー精子を使用して体外受精にて子供を持てます。
MTFと女性のパートナーの場合は、凍結保存した精子を使用して人工授精または体外受精にて子供を持てます。
MTFと男性のパートナーの場合についても、卵子提供と代理出産などさらに越えるべき問題はありますが可能性はゼロではないです。


こちらのタイでの性別適合手術等のコーディネート会社のサイトによると

性別適合手術を受けるに当たってオプションで精子卵子の凍結保存がてきるようです。
費用も提示されていました。

FTMの卵子凍結保存 130万円
MTFの精子凍結保存 7万円

この金額に年間の保存費用がプラスされます

当然、費用などの問題がネックになると思います。
FTM性別適合手術だけでも120万円以上かかる上に卵子凍結の金額のハードルは高いです。
また、精子の場合は手淫で射精できない方は不可とのことですから、女性に変わろうとしているのに男性としての行為をするつらさも乗り越えなければいけません。

男女ともに、性別適合手術と精子卵子凍結保存を行うには300万円前後かかります。
妊娠適齢期である20代、30代でこの金額を用意するのは容易ではないかもしれません。

しかし、トランスジェンダーだからといって子供をもつことや自分の遺伝子を残すことを諦める必要はないと思います。
これからの方は、長い目線で考えて将来の可能性を残すことを検討していただければと思います。



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