つぃに始まったね。
先日の人民日報(中国共産党機関紙)は、「沖縄の主権を語る時がきた」とのテーマで、
かつての清朝時代の「琉球処分」を問題視する記事を掲載した。
あの時は我々(中国政府)に力がなかったから、日本の主張を呑まされてしまったが、
今後はそうはいかない・・・と。
もはや尖閣諸島がどうのこうのというレベルではない。
沖縄県自体が存亡の危機である。
歴史をひもとけば、近世の琉球王国が日清両国に朝貢していたのは事実で、
だからこそ明治政府は領土問題の解決を急いだ。
「琉球処分」や日清戦争後の「下関条約」については語りたいことが多いが、それは
専門家におまかせしよう。
いずれにせよこれは過去に両国間で解決済みの問題であり、あの時はウチが弱かったから
力ずくで取り上げられたけど、今は強くなったからもう一度話し合え、
というのはメチャクチャだ。
容れられなければもう一度日清戦争をやるとでもいうのか。
この問題は最終的には沖縄県民の意向が重要だ。
彼らがこぞって中国人になりたいというならそれもよかろう。
でも多分そうはならないだろうね。
間違いなく生活水準は下がるぜ。
ただ、結局は米中会談で決定するような気がしてならない。
沖縄を手放したら、米軍の防衛線はグアムまで後退するわけだからね。
たとえ弱腰の日本政府が屈服したとしても、USAが「中華人民共和国琉球省」の存在を
承認するかは疑問だ。
沖縄の米軍基地移設問題は新たなステージに入りつつあることを、住民も行政もよく考えて
下さいね。(2013.5.10記)
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