個人旅行

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デジタル遺品について

2019-03-12 09:34:40 | 日記

先日、ヤフオクで取引した相手と、連絡がとれなくなった。

私が売った商品があるのだが、すぐ入金され、住所氏名電話番号の提示を受けた。

その宛先に郵送したところ、宛先不完全で返送されてきたのだ。

正しい住所を教えてほしいと何度かメールしたのだが、1か月たっても返事がない。

とうとうシビレを切らして指定の番号に電話したら、奥様が出た。

「オークションの売り手の方ですか。主人は先月末に亡くなりました。ところでおいくらのものでしょうか。300円? それならもう送っていただかなくても結構です」

先方はけっこう有名な医療系ライターで、新聞に漢方薬の記事を連載中だった。

73歳だから、驚くほどのこともないのだが、ちょっと心配になった。

奥様は亭主のネット上の取引など全く把握してはいないだろう。

暗証番号もわからないから、ネットバンクや証券口座などもまったく知らずにいるのではないか。

これではどんな詐欺にあわぬとも限らない。

かりに暗号通貨に1000万積んであっても、そのままお蔵入りということになる。

生きているうちにちゃんと始末しないとダメ。

これを「死人に口なし」というのだろうか。

新しい辞書に収録して!

写真は対象の商品です。



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