１８禁

私だって男だからして、当然AVを見たりします。
そもそも男で見たことのない人はいないっしょ。隠す方がおかしいってもんだよ。
マンションの隣がレンタルビデオ屋なので良く借りに行くのだが、
AVコーナーってのは１８禁の暖簾みたいなのが掛かっていて通常のフロアと仕切られたりしている。
その暖簾をくぐるのは明らかにAVを物色するのが目的だから言い訳はできない。
従って、入る時も出る時もちょっと緊張したりするが、後ろめたさも慣れてしまえば心地良いわな。
そもそも普通に生きていると、後ろめたさなどそうそう体験できるもんではない。
そんなワケで、私は新作映画などお構いなしにAVコーナーに当然といった顔で突入するアホだ。

さて、昨日は飲んで帰ったので家には戻らず直接ビデオ屋に行った。
目的は華氏911だったのだが、ついでにAVでも物色しよかと足を向けたら、
私の前方を歩いていたサラリーマン風の青年がAVコーナーに突入していった。
私も後に続こうと思ったのだが、そのサラリーマンが入るやいなや邦画コーナーのカップルが笑い出したのだ。
（AVコーナーは邦画コーナーを通り抜けて行く）
気になったので邦画を選ぶ振りをして傍に立つと、明らかにAVコーナーに突入した”同志”をバカにしているご様子。
休みの前の日にAVを借りるなんて彼女がいないモテない奴って論法だ。
ムカついたので良く顔を見てみると、茶髪のアホ面に見覚えがあった。
先週の金曜日に蒼井そらと古都ひかるを借りてった奴だよ！
自分のことを棚にあげて良く言うわ。こんなセコイ奴にはなりたくないね。
しかも、明らかに蒼井そらの方が彼女より可愛かったりして．．．
だから、昨日は蒼井そらを借りました。