Sound Sonata のピュアな”音日記Ⅱ”

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【オルトフォン創立105周年モデル SPU GTE 105 】鮮烈と躍動。新規開発されたトランス内蔵の「GTE」、ついに復活

2023-11-20 19:19:56 | 新製品

【オルトフォン創立105周年モデル SPU GTE 105 】
鮮烈と躍動。新規開発されたトランス内蔵の「GTE」、ついに復活



オルトフォンは創立105周年を迎えました。

これを記念し、古くからのアナログファンの皆様から数十年にわたって再発売のご要望を頂き続けていた昇圧トランス内蔵の
SPU、SPU-GTをレギュラーモデルとして復活させます。

新モデルの型番は創立105年の節目を記念し、「SPU GTE 105」楕円針のタイプとなります。

圧倒的なエネルギー感に支えられた鮮烈さ、そして躍動感。古のオーディオファイルたちに強烈な記憶を残し、伝説の銘品と
して語り継がれてきたSPU GTが、オルトフォン創立105周年という節目の年に楕円針の「SPU GTE 105」として
レギュラーモデルに復活しました。


誕生当初よりアナログファンからの憧憬と期待を受け続け、その魅力的な音色によってこれに応えてきた
SPU GTは、オリジナルモデルの生産完了から約40年、1994年のSPU Classic GT/GTE限定復刻からも約30年
が経過しており、年を重ねるごとに追憶の彼方へと消えつつあるのが現状です。しかし、GTの奏でる骨太
なサウンドは時代を超えて愛され、熱心なファンの皆様からの復活とレギュラー化を願う声は高まるばかり
でした。我々もなんとかこの想いに応えたいと考え、北欧スウェーデンのLundahl社と共同で「GT」の肝で
ある内蔵トランスの開発に明け暮れること数年。この2023年、ようやくレギュラーモデルとしての製品化
を実現させました。なお、SPU GTシリーズには音色以外にも大きな特徴が2つあります。1つ目はMC昇圧
トランスをヘッドシェルに内蔵したことにより、別途のMCヘッドアンプや昇圧トランスを必要とせず、ア
ンプのMM入力にそのまま接続可能であること。そして2つ目は通常のMC型カートリッジの本体部分にあた
るユニットのすぐ後ろに内蔵トランスがあるため、ユニット部分がピックアップした音声信号を減衰させず
にすぐ後ろのトランスで昇圧でき、一般のMC型カートリッジよりも出力が高い状態でアンプまでの信号伝
送が可能という点です。最初に述べた「MM用のPHONO入力に直結可能なMC型カートリッジ」という特徴
は、結果的にもう1つの特徴へと帰結し、これがGTシリーズ固有のパワフルな音色へと繋がっています。

●出力電圧 (1kHz, 5cm/sec.): 4mV ●チャンネルバランス (1kHz): 1.5dB ●チャンネルセパレーション
(1kHz): 20dB ●チャンネルセパレーション (15kHz): 10dB  ●周波数特性 (20Hz-25,000Hz): ±3dB 
●トラッキングアビリティー(315Hz、適正針圧下): 60μm ●水平コンプライアンス: 10μm/mN
●スタイラスタイプ: Elliptical ●スタイラスチップ半径: r/R 8/18μm ●カンチレバー素材: アルミニウム
●適正針圧: 4.0g ●針圧範囲: 3.0-5.0g ●トラッキング角度: 20° ●内部インピーダンス: 610Ω 
●推奨負荷インピーダンス: 47kΩ ●コイル線材:OFC ●カートリッジシェル素材:ABS樹脂  ●自重: 34g

定価¥190,000(税別)※2023年12月発売予定
(税込¥209,000)

ご購入、ご予約のご相談はサウンドソナタ 多田までお問い合わせ下さい。
TEL 072-832-8980



 


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