茅ヶ崎の娘が、二人の孫たちを連れて来た。中学受験の息子が塾通いで遊びに来られなかったから久しぶりに会った。
声変りがして、だいぶ中学生らしくなっていた。
孫娘は女子高校に進むし、孫息子は男子中学校へ入るので娘も少しは気楽になるだろう。亭主は、本社の人事担当から転じて岐阜支社長3年目を迎えるから娘は二人の親として気を張っているのだろう。進学などと言うものが子供にも親にも重くかぶさっているのだろうと爺さんは思いを巡らしている。何しろ受験勉強などはほとんど体験しないままで国立大学を卒業した時代の古ぼけた世代だから今の受験競争の厳しいことなどは考えようがない。
二人の孫を眺めていると、爺さんばぁさんすでに80台の高齢だからあまり先のことは考えられなくて、現在の健康第一が先に来る。二人とも健康なようだからひと安心だ。
それにしてもコロナなどと言う奇妙な伝染病が世界を席巻しているとは、思ってもいなかったから日々戸惑って生きているが窓外の美しい海は悠久の白波を無心に繰り返している。
声変りがして、だいぶ中学生らしくなっていた。
孫娘は女子高校に進むし、孫息子は男子中学校へ入るので娘も少しは気楽になるだろう。亭主は、本社の人事担当から転じて岐阜支社長3年目を迎えるから娘は二人の親として気を張っているのだろう。進学などと言うものが子供にも親にも重くかぶさっているのだろうと爺さんは思いを巡らしている。何しろ受験勉強などはほとんど体験しないままで国立大学を卒業した時代の古ぼけた世代だから今の受験競争の厳しいことなどは考えようがない。
二人の孫を眺めていると、爺さんばぁさんすでに80台の高齢だからあまり先のことは考えられなくて、現在の健康第一が先に来る。二人とも健康なようだからひと安心だ。
それにしてもコロナなどと言う奇妙な伝染病が世界を席巻しているとは、思ってもいなかったから日々戸惑って生きているが窓外の美しい海は悠久の白波を無心に繰り返している。
