このブログは 「私の花散策」の続編です。
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20201003 久喜 彼岸花・百日紅
埼玉県久喜市鷲宮
霊樹寺
鷲宮地区の霊樹寺には、県の文化財に指定されている釈迦如来坐像があります。この仏像は、平安時代初め頃の一本造(いちぼくづく)りの伝統を踏襲した作風から、平安時代後期の作とされています。
本像は、もともと鷲宮神社の別当(べっとう)であった大乗院(だいじょういん)の本尊でしたが、明治時代初めの神仏分離政策により大乗院が廃止されたため売りに出されました。それを当時霊樹寺の二十七世高峰宦道(こうほうかんどう)和尚(おしょう)が、同じ庁内の由緒ある古仏をよそに出すのは忍びがたいと買い取ったものです。
その額は、金三十両で、寺の財産(田畑)を処分し十五両を用意しましたが、残り十五両を工面できず、当時琴寄村(ことよりむら)(現加須市大利根地区)の大地主小林官吉(こばやしかんきち)さんに立て替えてもらい、ようやく買い取ったものです。
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