会話

会話は
したくは
ない
会話とは
人間そのもの
なのに
めんどくさがり
放った会話を
蹴り返してくる
ほどほど
人間が
キライに
なってしまった
めんどくさいなら
人間を
やめてしまえ

ダメ

ダメなんだ
いくら頑張っても
自分を
阻害する
なにかが
これでもかと
言うくらいに
痛めつけてくる
それでも
微々たる
抵抗で
生きる

小さな

小さな灯りが
少しだけ
支えになる
見えるよ
白い光が
このまま
ずっと照らしていて
おくれ

恋

いくら
恋したって
人間の欲が
じゃまを
する
もっと
自然に
欲など
気にしない
自然恋愛が
欲しい

去る

去るのなら
安らかに
消えたい
この体の
分子が
風に
吹かれ
静かに
存在は
ない