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そらっちブログ

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約1億年前の世界へ ~ 三笠市立博物館

2013年01月15日 | 創る・学ぶ

訪問日:2012年10月26日(金)




今日はちょこっと
遥か彼方の大昔へ旅してみたいと
三笠市立博物館へやってきたよ。
博物館は山間にあるんだけど、
建物の屋根から恐竜らしきものが突き出ていてさ、
なにやら入館する前から期待しちゃうよな~♪

 


この博物館は自然科学を楽しんで、学べる総合博物館なんだけど、
アンモナイトの化石の展示数は日本一を誇り、
化石の博物館とも呼ばれているんだ。
アンモナイトの展示室は、1億年前の白亜紀の海中をイメージした
きれいなブルーで彩られているよ。
大小様々な
アンモナイトの化石
が展示されていて、
「触らないでください」と注意書きがされているもの以外は
手で触れることもできるんだ♪




展示室に入ってすぐの左側のところには
アンモナイトの巨大な模型が鎮座しているよ。
昔はこんなのが海の中を泳いでいたんだねぇ。




おやおや、これはなんでしょう?
なになに、「モササウルス」っていう
海に棲んでいた爬虫類の実物骨格標本なんだ。
アメリカのカンザス州で発見されたものらしいけど、
参考標本として飾っているんだって。

 


おっ!?ここにひときわ目立つ存在が!!
アンモナイトが多くいた白亜紀の一つ前にあたるジュラ紀は、
恐竜の時代ともいわれ、
大型肉食恐竜がいっぱい生息していたらしいね。
この全身骨格レプリカ標本は「アロサウルス」という恐竜のものなんだって。
迫力あるよね~!



  


この標本の手前には双眼鏡のような機械があって、
覗いてみると、標本にグリグリグリっと肉が付き、
こちらまで恐竜がドスドスドスと迫ってくる様子が
バーチャル体験できるんだ。
ちょっと怖いけど、迫力満点だよ。
大きな体をしているけど、意外とすばしっこいんだ!?

  


博物館には、このほか、三笠にゆかりのある偉人たちの資料や
北海道開拓や炭鉱などに関する歴史系の展示物もあるんだね。




博物館の裏手には材木運搬用の森林鉄道跡地を利用して造られた
野外博物館も整備されていて、全長約1.2kmのサイクリングロードを
自転車や徒歩で散策することもできるんだ。
このサイクリングロード沿いでは白亜紀や
石炭層を含む約5,000万年前の古第三紀層という
地層を見ることができるよ。

     




三笠市立博物館では、毎年ゴールデンウイークや学校の夏休み時期に
化石のクリーニング
レプリカ作りの体験ができるほか、
アンモナイトの化石を徐々に削っていって
中身がどうなっているか確かめたりできる催しを行っているそう。
また、年に5回くらい、
幾春別川の川原で化石を探す自然観察講座
実施されているんだって。
親子や家族揃って参加するには
うってつけのイベントがたくさんあるんだよ。

入館料は一般(高校生以上)が450円、
小・中学生が150円、小学生未満は無料。


■問い合わせ先
三笠市立博物館
三笠市幾春別錦町1丁目212-1
電話:01267-6-7545
http://www.city.mikasa.hokkaido.jp/museum/


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