ギャグだと思っていたのに．．．

トランプ大統領
一夜明けて、まだ信じられない



トランプが初めてニュースに出てきたとき
ギャグかと思った

億万長者がテレビに出て
注目を浴びて
普段人々が不満に思っていることを
ズバズバと過激に言い放って
注目を浴びているだけ

アメリカのスタンダップ・コメディアンが
ブラックジョーク言って
笑いを取っているかのように見えた



大統領候補として
あまりにありえない
「メキシコとの国境に壁を作る」という公約も
あまりに馬鹿げていて現実味がなくて
他の国と友好的にやっていこうという姿勢が皆無で

大統領としての品格のかけらもない



それなのに
あれよあれよという間に
共和党の候補者となって
目眩がしていた

（ありえないとは思うけど）
こういう人が大統領になったら
本当に怖い

核兵器のボタンにアクセス権を持っていると思うと
ホラー映画のようだ



数ヶ月前
「トランプが大統領になる可能性はまずない
クリントンに大きなスキャンダルが出て
失脚しない限り」
と、言われていたので
「そうならないといいな～」と思っていた



「まずない」と言われたことが
現実になって
本当に信じられない
戸惑いが収まらない



まだ心の準備が出来ていない



世界的な不況
マイノリティを優遇することで
自分の生活が危うくなることへの不満
既存の政治家に対する不信感

時代の空気が第二次世界大戦前に似ていると
よく言われているけれど

閉塞感を打ち破るために
融和ではなく離脱や決裂を訴える
過激な人が支持される

「帰ってきたヒトラー」という映画を観たとき
トランプが支持される理由が分かったような気がした

ヒトラーは誰の心の中にも住んでいる
人々が望んだから
ヒトラーは支持を集め台頭したのだ

トランプが選ばれたのも
人々が望んだ結果



私だけでなくて評論家達さえ
今後どうなるか
見通しが全く立っていないんだから
不安を感じるのは仕方ないかな