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ひとりごとです

Back to the Future the Musical が日本に来る?!

2024年02月26日 | 演劇

まだパンデミック渦中だった頃

ロンドンで
Back to the Future the Musical が
公開されたと聞いて
トレイラー見てみた
 
 
 
 
映画の雰囲気そのまま再現しようと
しているのが分かって
しかもポップな80年代(風?)の音楽
がいっぱいで
これは見たい!
来日公演してくれないかな?
と思ってた
 
 
それが…
日本では劇団四季が上演することに
なったようだ
当然日本語で
 
 
OMG‼️
 
 
日本語を話すMartyttやDocなんて…
 
Martyの口癖は
"It's heavy."でないといけないし
Docは "Great Scott!"と言わなくては…
 
 
劇中で
Martyの両親がティーンだった1955年
アメリカ版ジャイアン(Biff)に
バカにされ宿題を押し付けられた
お父さんに
アフリカ系のウエイターが言う
「何であいつらの
言いなりになってるんだ?
理不尽な仕打ちにはNoと言わなきゃ!」
(みたいなことを)
 
「僕は違う。僕は行動に移す。
今はウェイターだけど
いつかビッグになる」
みたいなことを言ったと思う
 
すると未来のことを知っているMartyが
「そうだ、あなたは市長になるよ!」
と言うのだ
 
1955年はまだアメリカでは
隔離政策が取られていて
(キング牧師の"I have a dream."の
演説の前だから)
トイレや乗り物の座席や
レストランの座席など
白人と黒人では(そして私たちアジア人も)
別々に分けられていて
 
そんな時代に
「それはいい!
そうだ、僕は将来
この街の市長になるぞ!」
なんてセリフは
当時の白人からすると
「何をたわけたことを」と
滑稽でしかなかった
 
でも、30年後の1985年には
そのアフリカ系ウエイターは
本当に市長になっていたのだ!
 
 
そこがBack to the Futureの良いところ
時代は変わり、良くなっていく
古い時代の悪しき制度はなくなり
差別も違法となり
アフリカ系アメリカ人も市長になれる
理想の社会を
平等な世の中を実現することができる
と、未来に対してとてもポジティブ
 
 
このアフリカ系ウエイターのエピソードは
ほんのちょっと
すごく短いシーンだけど
「未来は
今の自分たちの行動によって
どんどん変わっていくんだ
という
テーマに関わる重要なものだと思う
 
 
そこで劇団四季バージョンですよ!
あのアフリカ系ウェイター
日本人がやるのかな?
ハーフの役者さんか
日本語の堪能なアフリカ系の役者が
やるのかな?
 
日本人がやるなら
アフリカ系だということを示すために
肌をメイクで褐色にすることは
今では差別的な意味を持つので
できないから…
日本人の風貌のままでやるのかな
と、想像してる
 
見ている人に状況が伝わらないじゃん
リアリティがない
 
 
と、私は日本語版には否定的なのだ
 
 
アメリカかイギリスに行って
映画のオリジナルな世界を
より忠実に舞台化している方を
観てみたいなあと思う 
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