
柚木麻子 「あいにくあんたのためじゃない」
面白い!と思ったら「本屋さんのダイアナ」の作者だったのか!
明らかに私の世代より若い。
わたしがなかなか脱ぎ捨てられない古い価値観をサラリと捨てて実に広い視点で世の中を見ていることに爽快感を感じる。
苦しみながら社会をより良く、より暮らしやすくしていこうとする若い世代の人たちの奮闘が頼もしく「新しい常識」が次々に生まれていく未来に輝きを感じた。
そしてその「新しい常識」に頼もしさや憧れを感じるのだが、なかなかついていけなくてオロオロしてしているうちにしっかり置いて行かれている自分も見える。
他の作品も読みたい。
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