Seriously?

ひとりごとです

映画 ■■パディントン2■■

2018年01月31日 | 映画
愛しのヒュー・グラント様が出るので
これは観なくては!
と、思っていた。
しかも悪役、「落ち目の俳優」役で。



映画 ■■パディントン2■■





ヤバイこれは
ヒュー・グラント様の代表作になってしまうのでは????
本人も
「僕の出演作の中でベストワン」
と、言ったそうだ(エエッ!?)

ヒューグラントの言葉は自虐的なジョークかなと
思っていたのだけど
ロンドン映画批評家協会賞において
助演男優賞を受賞したそうで(エエッ!?)
彼の演技は
ファンである私を満足させただけでなく
この映画になくてはならない魅力となったようです

往年のファンとしては
ちょっと複雑でもあるけど
やっぱり嬉しい



ヒュー・グラントとの出会いは
アメリカに住んでいた1995年
映画館で字幕なしで観た
「Sense and Sensibility」
邦題は「ある晴れた日に」

話の内容が半分くらいしか分からなかった...(TωT)

Sense and Sensibility 1995 - Edward Proposes to Elinor


素敵~~~

彼のインテリジェントで穏やかで
ちょっと気の弱そうな雰囲気が大好きでした



それからラブコメの主人公として
たくさんの映画に出演していたけど
40代半ば頃から
はっきり言って彼が主役になった映画は
あまりヒットしなくなった
脇役で出たり
悪役で出たり

本人の風貌も
メタボ気味になってきて
「カッコイイ」と思えなくて
オーラが感じられなくて
寂しいな~と思っていました



これは役者さんは誰もが通らないといけない道
20代、30代に演じていたのと同じような役を
一生続けることは出来ない
(ジョニー・デップとか
トム・クルーズ達は例外)

寂しいけれどそれが現実
うまくイメージチェンジ出来れば
その後も、存在感のある役者として
重要な役が回ってくるようになるんだけど



監督が
『かつて有名な俳優だったけれど
落ちぶれて苦々しい自己愛に溢れる人物を
登場させようと思っているのだけれど
君にぴったりだよね』
という手紙をヒュー・グラントに送ったとか

それで引き受けたのもすごい!

何か感じる所があったのでしょう
彼の完璧に振り切った自虐的な演技が
本当に見所です

犬の着ぐるみ着てドッグフードのCM出てるとか
シスターに扮したり
最後は安っぽいミュージカルショーで
微妙な歌とダンスを披露したりとか
自宅に若い頃の舞台写真たくさん飾ってたり
屋根裏部屋で自分の演技に酔いしれていたり

「こんな役をやらなきゃいけない程
落ちぶれたなんて」と
苦々しい気持ちで
半分やけっぱちでやったのかな?
と思っていたら

本当にそんな「情けない」気持ちは振り切っていて
実に楽しそうに
役にはまっていたのが観ていて嬉しかった

主役じゃないし
悪役で情けない人間の役だけど
どこか憎めないブキャナンを再現することに
非常に真剣に取り組んでいるのが分かりました



ヒュー・グラント本人だけじゃなくて
「若い頃はカッコ良かったのに...」って
最近のヒュー様に魅力を感じられなくて
モヤモヤしていたファンである私も
ターニングポイント曲がれたかな

ラブコメの主人公は
もうやらないかも知れない
でも、目が離せない
とても魅力的
それは彼がこれまでの人生
懸命に走ってきたから

私もいいカンジに年を重ねていって
また新しいヒュー・グラントに
会いたいものだと思いました



ヒュー・グラントの話が長くなってしまいました(;^ω^A
本題に戻って...



パディントンの原作読んだことないんだけど
素敵なお話だった

実在する2008年に建てられたロンドンの高層ビルは出て来るけど
スマホとかセルフィー撮りまくったり
SNSで拡散したりなんかはなかったし
刑務所のセキュリティなんて
すごく古くさかったから
漠然と「古き佳き時代」が舞台だったのかな~
その暖かい世界観がとても魅力的だった



あのロンドンの名所が描かれた
飛び出す絵本欲しい!
そしてロンドンに行って
あのヒントが書かれた名所を巡ってみたい
と、思うくらい
ロンドンの町の魅力に溢れていた



パディントンは町の中の異質な存在
どんなに頑張っても人間にはなれない
完全には溶け込めない

でも、仲良くやっていくことは出来る

「親切は人から人へ伝わっていくんだ
お互いに親切に親切でお返ししていれば
コミュニティーはもっと住みやすく暖かくなる」
この大切なことを
町の人達は「異質な存在」であるパディントンから学ぶ



しかし
パディントンが逮捕された時
それを見る町の人達の
「ああ、やっぱり」という目

「人間じゃないからね
よそ者だからね
最初から何かやらかすと思っていたのよ」
という目

何か起きた時に気付く
偏見など持っていないと思っていた自分の中に
しっかりと存在する偏見



作り手の意図は分からないけど
EU離脱を選んだイギリス
移民に対してNO
多様性に対してNO
と声高に叫ぶイギリス人への
メッセージが込められているように感じました



でも、パディントンは
ペルーから来たという設定だけど
あのブリティッシュ・アクセントの英語と
イギリス紳士ぶりは
ロンドンに来て学んだの?
生まれながらなの?

見た目は異分子でも
行動や価値観はイギリス式だから
なじんでいくのは容易だよね



実際にイギリスが受け入れている移民は
言葉も宗教も習慣も価値観も
全く違うから
お互い理解し合うのも
溶け込んでいくのも難しいよね



ちょっと原作を読んでみようと思います



是非、「パディントン3」で
ブキャナンのその後を描いて欲しい
ジャンル:
ウェブログ
コメント (2)   この記事についてブログを書く
« グレーのネイル | トップ | ristorante Piumaggio でランチ »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ファンだったんですね! (ゴーダイ)
2018-02-01 19:02:52
こんばんは!

ヒューグラントにそんな歴史が・・・(^_^;)
でも役名は「不死鳥」ですからね、見事に返り咲いたというか、刑務所でw
カーズ3にしろ、ナイトミュージアム2とかミドルエイジクライシスというか、衰えや引退をテーマにした名作って多いですよね。

あと、ペルーのくまがどこでイギリスの教育受けたんだっていう話は前作で描かれているのでぜひ。
こっちを見てから改めて2を見るとまたグッとくるのかもしれない(^_^;)

1のニコール・キッドマンといい古畑任三郎のように名優が悪役で出てくるこのシリーズ、3ではローワン・アトキンソンあたり出てくれたらなあw
ゴーダイさんへ (ann)
2018-02-02 01:56:09
ファンですよー。主演作出たらとりあえず見ます。しかし最近露出が減って寂しいと思っていたところ。
この勢いでアカデミー賞もノミネートされないかなあ。
ミドルエイジクライシス、私自身がまさにそれ。
若い頃のようにいかないことに歯がゆい思いばかり。若い頃の自分をキープすることは素晴しいことだけど固執していると、成長するチャンスを逃すことにもなりそう。
私も不死鳥のように蘇りたい!ただし刑務所の中ではなく!

1をみると英国の流儀を手に入れる過程が見られるのかな。
3は別の役者じゃなくてまたヒュー様にやって欲しいです꒰*´∀`*꒱

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事