a blank-book 2017年03月25日 | 思い出すことなど、ほか 読みかけの本が並ぶ本棚をまえに、残りの人生を思うと、地球の自転速度にめまいがする。 それは、まだ使い切っていない、絵具やキャンバス、インクと紙、それから、オブジェ用に集めた雑多な物や素材を前にしても同様だ。 僕の中の残り時間の不確かさが、まだ何ものでもない現実のモノとして身近に示されているようだ。 昔、話題になった「ゾウの時間、ネズミの時間」ではないけれど、自分の心臓の鼓動をなるべく緩めて、地球の自転速度に抗いたいものだ。 « CUUSHE "Airy Me" | トップ | 野の道 »