ソノっちのボリビアChin-Champu日記♪

ボリビア何を学ぶわけでもなくぼんやり生きているソノっちが近況を伝えます。

マネキンにひとめぼれ。

2011-03-17 | ボリビア日記

今日は1週間で唯一のお休み。

一日しか休みがないなんてわりとハードなんじゃないかと思う。ボランティアにしては。
一銭の金ももらわずよくこんなに働くな、と自分でも思う。

もっと休み欲しいよーーー。

なんて、ぶつぶつ文句を言っていても仕方ない。


というわけで(どんなわけだ)、今日は1週間のうち水曜日と土曜日だけ開かれるBarrio Lindoって名前のおっきな市場に行ってきた。

家から、ミクロ(市民の足。こいつのクオリティはまたいつか紹介しようと思う。)で30分くらい行った場所にソレはある。


本当に大きくて、一日じゃ見きれない。


にも関わらず、なんで週に2日しか開かないんだ。
ただでさえボリビア人の平均労働時間は明らかに日本よりも短いのに、なぜ2日間だけ・・・。
時間だけはたっぷりあるボリビア人のくせに。
(それでもボリビア人はいつも「わしらは働きもんだっぺー。日本人なんかと違ってよー。」と言っている。)




そう、それで肝心の市場。
メインは服みたい。




こんなに狭い通路にたくさんの店がひしめき合う。

日本の国土3倍という土地を生かせないボリビア人。




子供用のかわいい服から、日用品までなんでも揃う市場。







いろいろ見て回っているうちになにかがおかしいことに気づいた・・・。

マネキンがなんだか日本のものと違う・・・。




怖い。すごく怖い。
怒ってるよね、絶対。髪の毛が毛脳みそみたいに見える。
それにカラーリングのセンスないと思うのは自分が日本人だから?
まあ、きっとボリビア人にとってはこれが普通なんだろうな。



さらにこれ。




なんか切ない。とっても儚い表情。

これはサンタクルスの湿度90%(リアル)の暑さにうなだれている顔なのか、
それとも貧しさに生きる気力を失った顔なのか。(マネキンもともと生きてないけど。)





これなんてもう下向いてるし。
売る気ゼロ。
これじゃ売れるもんも売れんだろうに。





見てるこっちが生気を失う。





どんなに着飾ってみても、拭えぬ切なさ。

意気揚々とお買い物気分で来たものの、まさかマネキンに脱力モードにされるとは。



あぁ、貧しさがこんなものを生んだのか。
それともこんなんだから貧しいままなのか。


ちなみに、子供のマネキンはこんな感じ↓



こんなカツラ乗せちゃう、ボリビアのセンス。
貧しくたってなんのそので生きてる、そんなボリビアが自分は大好き。

だけど、ここでの生活ももうあと4ヶ月しかないのかと思うと、
日本に帰ったらあんな切ないマネキンさえ恋しく思うのかと思うと…

気づいたらマネキンをずっと見つめていた自分だった。



ついでに。

なんでも売ってるな、って思ったら、マネキンまで売ってた。



あの怖いマネキンは売ってなかった。
あれは店のセンスなんだね。






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4 コメント

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Unknown (まさだ)
2011-03-19 14:28:43
ボリビアの市場ってこんな雰囲気なんだねー☆

マネキンいかしてるじゃん(笑)
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Unknown (yumi)
2011-03-19 19:36:28
ものすごく切ない気持ちになったと同時にすごく元気をもらえたよ…笑
ボリビアクオリティーすごいね・・・
笑えるポイントが多すぎて楽しそう~
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 (ソノっち)
2011-03-20 13:44:18
でもこの市場は出来たばっかりですっごいキレーーなの。
ボリビアの市民の市場のクオリティーは今度またレポートするね。笑
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>yumi (ソノっち)
2011-03-20 13:46:56
ユミちゃんもボリビア来たときはぜひ、ボリビアクオリティーを楽しんでね。
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