ソノっちのボリビアChin-Champu日記♪

ボリビア何を学ぶわけでもなくぼんやり生きているソノっちが近況を伝えます。

Semana Santa その3

2011-06-02 | ボリビアの文化

おら!
なんだかとっても久しぶり。

もうさんざん放置プレイしまくりだったこのブログ。
そろそろエロスパムとういう名の雑草でも生えるか、と思っていたけど、
どうやらそれにも見放された、腐りよう。

数少ない読者のみなさんごめんなさい。


置き去りにしたままだった、Semana Santaの話題、ちゃちゃっと片付けちゃいたいと思います。
もう4月のことだし、この話題もね、腐りかけね。
いや、自分の記憶ももはや曖昧だし、完全にイッテしまっていそう。。。

ほんじゃ、れっつごー。

(4月23日の日記)

この土曜日もいつものごとくミサ。

なんだかよくわからないけどイエスの像にみんなキスしてたよ。







写真ブレブレでごめんなさい。
「Ayuはブレない。」のカメラなのになー。
まあ、持ち主がブサイクだからしょうがないか。うんうん。

あ、ちなみに、もちろんソノっちはイエスにキスはしませんでした。
いろんな人の口の雑菌が・・・なんてことは考えなかったけど、別に信じてないしね。うん。


あ、でもね、その後みんなでロウソクをともしたよ。





これはとってもキレイでした。

ってな感じでミサは終了。


そしてこの次の日の、Semana Santaの締めくくりである、Pascua(日本語で何?イースター?)は激しい胃の痛みにより欠席。
一番大事なところを逃した自分。

ま、いっか。祈って救われようなんて思わないし。
こんなこと言ってたら、カトリック信者から、ブログ炎上させられちゃうかも!笑


次回から、さりげなーく行ってきた、チリの旅行のことアップします。

チャオチャオ~。

Semana Santa その2

2011-05-04 | ボリビアの文化

(4月22日の日記)

前回からこの日までも、毎日ミサはあったのだけれど、
ごくごく普通のミサだったので省略ー。


そして、この日は3月から毎週続けてきた、Via crucisの最終回&集大成。

日本語でなんて言うのかわからないので、気になる人はググってちょ。
(とことんキリスト教に興味のない自分。)

まあ、でもそのVia Crucisとやらを簡単に説明しておくと、

イエスがその昔十字架を背負って歩いたように、我々も歩いて、
5つのポイントを周り、各ポイントでイエスの痛みにまつわるお話を聞き、お祈りするのです。


そして、この最終回では、施設を飛び出し、街中を練り歩いたよ。

始まる前には、イエスを彼の弟子達(?)が裏切るシーンの劇が・・・








あ、なんか前のミサと同じ内容だった。
まー、そうだよね。
聖週間って、このイエスの痛みを考えよう、みたいな1週間らしいから。






↑こんな感じでみんなで歩いていきます。



↑テレビの取材も来てた。
ボリビアにもテレビはあります。




↑十字架を背負いながら歩くイエス。


でもねこの日すごく暑かった。
いや、てかいつも暑いんだけどね。

↓こんなにかわいい子が



↓こんな顔しちゃうくらい暑かった。






↑そんな暑さにイエスも倒れる。
(暑さではなくそーゆー演出。)




↑最後のポイントではイエスは十字架に。

もちろんイエスの痛みは感じられずに、
「あー、こういう演出、次の劇で使いたいな。」
なんて関係のないことを考えていたソノっち。


最後にはイエスとパシャリ。






この日は夕焼けがきれいだった。




もう、キリスト教に対する興味もやる気もゼロなことが、一番の罪か・・・。


Semana Santa

2011-04-24 | ボリビアの文化



(4月17日の日記)

あー、セマナサンタ・・・。忙しかった。
毎日ミサ、ミサ、ミサ・・・。
特にキリスト教信者でもない、似非仏教徒の自分にはとっても辛い1週間だった。
なんてことを、言い訳にほったらかしにしたブログ。


はい、というわけで、4月17日からセマナサンタ(聖週間)がスタートしたわけです。
キリスト教徒にとってはとっても大事な1週間らしいです。

その初日をレポートーーー。


日曜日は毎週ミサがあるのだけれど、今日はちょっと特別な感じ。




まず施設のグラウンドにみんな集まります。

他の施設とかからも人が来たり、普通の地元民も来たりで、ごった返し。



こんな風に仮装?変装?した人たちも。




人がいっぱいなので、神父も拡声器使用。




そして、ミサスタート。


よく理由はわからないんだけど、みんなヤシ木の葉っぱ持ってます。そして振ってた。
英語でPalm Sundayって言うよね?このことだったのねーー。



みーーんな振ってる。




かわいい。


でもこの日はちょー猛暑。



こんな風にうなだれる姿も見受けられました。
そして自分も終始うなだれていたうちの一人。


その後みんな一緒になって、教会まで歩いてきます。

マジで暑かった。


ミサの途中にはこんなプチ劇も。



最後の晩餐?よくわかんないけど。
てか、さっきの仮装だか変装はこのためだったのね。



ヘスース。
そっくり。


そんな感じでミサは進み、トータル2時間ほどのミサは終了。

1時間のミサでも堪える、このへなちょこボディーには辛かった。

つくづくキリスト教徒にはなれんと感じたセマナサンタ初日だった。




いぇい。





ボリビア流父の日。~その2~

2011-03-22 | ボリビアの文化

前回は、父の日の小学校でのイベントを紹介したが、
今日は、ソノっちが働いてる施設でのイベントを紹介しようと思う。


ソノっちが働いてる施設では、イタリア人の神父さんが責任者をやっていて、みんなの"パパ"なわけ。
(スペイン語では"お父さん"も"神父"も同じ単語だしね。)

それで、その"パパ"への日ごろの感謝を表すべく、「Noche de Talento」という学芸会みたいなもんが開かれました。


まずは、低学年の子供たち(小学2~5年生。ボリビアではこれらの学年をBasicoと呼ぶ。)の
お歌のお披露目や、詩の朗読などなど。



↑2年生の詩の朗読。
なんでひとりだけ、ニワトリのきぐるみを着ているのか、まったくわからなかった。
合唱ならぬ、合読をしようとしていたのだが、みんな点でばらばら。子供だからしょうがないけど。
故に、何言ってるのかまったくわからず。(自分の拙いスペイン語力も手伝い。)
ニワトリだけが意味もなく、強烈に印象に残った。
かわいーからいいけどねー。




↑これなんだっけな。
あんま覚えてないや。
すまぬ子供たちよ。


続いては、高学年の子たち(小学6~8年生。これはIntermedioと呼ばれる。)の番。

このくらいの子達になると、単純に「かわいいな。」って思うよりも、
内容もしっかりしてて、純粋に楽しめる。
まあまだまだ子供だけどさ。(ソノっちよりは精神年齢高めと思われるが。)




↑前回と同様ソロで歌う子がいたり。
ちなみに、この子スペイン語とポルトガル語のバイリンガルで、わりとエリート。
ポルトガル語で歌ってました。(神父が理解したかは謎。)
ソノっちポル語も学習中ですが、まったく歌の内容理解できませんでしたー。






↑劇をやる子達がいたり。
この劇、施設の内輪ネタたっぷりでちょー面白かった。
その面白さを伝えられないのが、残念。



そしてなによりもよかったのが、こちら



ボリビア伝統のフォルクローレ演奏とダンス!
ソノっちフォルクローレ大好き!
こういう伝統のものを大切にしてるボリビア。そういうとこは好きだな。

まあクオリティはいかんせん・・・と言えなくもないが、及第点。



↑「楽器はもちろんフォルクローレ楽器のサンポーニャだよね!」
と思ったら、普通のリコーダーでした。

そんなボリビアンキッズのクオリティが大好きだけどね。


最後はみんなから神父に贈り物。



と、、、



開けたら何もありませんでした。

「僕たちの気持ちが贈り物です。」
みたいなことを言っていたけど、空の箱は必要なかったんじゃないかと思う。

まだまだ自分にはボリビア人の行動を理解できない。


まあ何はともあれ、ボリビア流父の日はなんとか無事に幕を閉じた。


ボリビア流父の日。~その1~

2011-03-19 | ボリビアの文化
なにかと「~~の日」ってのが多いボリビアだけど(fiesta好きの国民性によるものと思う)、
昨日、今日と3月18日・19日はボリビアの父の日だった。

いやーてか、日本だけじゃなくて世界どこにでもあるのね、父の日って。
(日本が戦後輸入した文化である可能性は高い。)

それとホントはね、2日間じゃなくて、一日だけのはずらしい。
それで「ねえねえ、どっちが本当の父の日なの?」と聞いたところ、
子供たちは、「・・・どっちだろう。まあそんなのカンケーネーさ。」と言っていた。
(いつか昔に消えた芸人を思い出した。)

細かいことは気にしない、大雑把なラテンアメリカらしさが滲み出た回答。
ここまでテキトーなのはボリビアくらいかもしれないけど。



いつも働いてる施設(ここの話もいつかしよう。)の子供たちが通う小学校でも、
父兄を招いたちょっとしたイベントがあった。

前日子供たちに「オレたちも出し物するからタツヤも見に来てよ!!タツヤはオレたちのパパだから!」とせがまれたため、
唯一のアジア人で逆に自分が見世物になることを承知で、小学校に行ってみた。


「9時ピッタリに来ないと見逃しちゃうぞー。」なんて子供たちにとってもかわいく言われていたが、ここはボリビア。
彼らはボリビア人。日本人にとっては、時間にルーズ極まりない人種なのである。

どうせ時間通りに始まるはずがないとふみ、
9時半頃にいちおう"遅れちゃった、てへっ。"的なオーラをかもし出し到着してみたが、
案の定始まるどころか、まだ準備中で、授業してるクラスもあった。
・・・ああ、ボリビアよ。


そんなこんなで10時半頃、予定を大幅に遅れてイベントはスタート。



まずはみんなで国家斉唱。



↑わかりずらいけど右側の人指揮してる。


これって日本にはあまり見ない光景だと思う。
ボリビアではこういったイベントごとだけではなくて、毎週学校で国家を歌う風習がある。

日本と違って、スペインの支配から、苦労して苦労してやっと独立した国。
だからこそ、すっごく"自分たちはボリビアなんだ!ひとつの国なんだ!!"って意思が強い。
すごくみんな国を愛してる。それはすごく良いことだと思う。
(正直行き過ぎなところも多いけど。それにここサンタクルスでは自治権確立の声が高いのも事実。)


自分はそこまでボリビアに愛着があるわけでもないので、
「こういう時だけは団結力あるなー、ボリビア。」とか思いながら
みんなが歌う国家をぼんやり聞いてた。




↑左がボリビアの国旗で、右がサンタクルスの県旗。
高らかと国家を歌うみんなの思いとは裏腹に、
掲げた国旗は支柱にからみついたまま、一度も風になびくことはなかった・・・。


国家斉唱の後、えらそうな感じの先生の挨拶があり、いよいよ子供たちの出し物スタート。



写真を撮り損ねてしまったのだが、小学1年生や2年生のお父さんに向けた詩の朗読とかはちょーかわいかった。

緊張してうまくしゃべれてない子供とかもいたけど、それがまたかわいい。
自分って特に子供好きなわけじゃないけど、かわいいなーとは思う。




これは3年生くらいの男の子が学年を代表して、ひとりで歌ってるところ。


続いて、



5年生の女の子もひとりで歌唱。

ボリビア人って、歌うのとか踊るのとか大好きだけど、(良いことあると頼んでもないのに勝手に歌い踊る。)
ぶっちゃけ一度もうまいと思ったことない。

今回ももれなく、"うまいと思わなかった"方の記憶にインプットされました。


特に女の子・・・ひどかった。

正直観客(父親&母親たち)も「んん・・・」って顔してた。
それに途中から、伴奏の音楽のボリューム大きくして、歌声があんまり聞こえないようにされてた。
そんな気まずい雰囲気にも気づかず、女の子は2曲も熱唱。
このとき一瞬帰ろうかと思った。


その次にようやくソノっちが働いてるグループの子供たちの発表!!



エレクトロニックな音楽に合わせて踊ってた。
言わずもがな、"うまいと・・・"の方に属すものだったけど、見知らぬ子を見ているよりも、愛着がある分うまく見えた。


きっと自分もいつか子供を持ったら、もっとかわいく見えるんだろうなー、と思ってみたりした。




そんなこんなでだんだんイベントも最後の方はグダグダになってきたので、(ボリビアっていつもそう。)
一足先に、退散。



その後お昼ごはんを、別のボランティアで日本語を教えてるんだけど、その女の子の家でごちそうになりました。



↑ソノっちの生徒(左)といつもお世話になってるイタリア人の神父(右)。



↑ご飯、Pure de papa、チキンのなんちゃら煮(←名前忘れた)。

とってもおいしかった!
ボリビアのチキンの料理の仕方、すごくたくさん種類があってどれもおいしい。
数少ないボリビアの良いトコのひとつ。





その夜、「父の日」は「父に感謝する日」であることを忘れ、若者だけで路上でFiestaしている光景を見た。
もー、理由はなんでもいいんだよね。楽しけりゃ。

そんな国ですボリビアは。