今日は自分と同じ時期に来た、仲良し(と自分は思ってる)のドイツ人のボランティアの子とケーキ作りに挑戦。
なんでいきなりケーキ作り・・・とみんなの頭に疑問符がたくさんうかんでいることでしょう。
実は明日はソノっちの働いてる施設の同僚の誕生日。
彼女は自分が働いてるグループのEducadoraで、いっつもお世話になってる。
というわけで、子供たちと一緒にサプライズバースデーパーティーをしようと計画。
そんでもって、ただケーキを買うのもなんだか味気ないと思ったので、
作ってみよう!、となったわけです。
(まさかそれが自分の首を絞めることになるとは露知らず。)
そんでもってさらに、ソノっちは人生で一度もケーキ作りなんぞという
メルヘンチックなことをしたことがなかったので、
ボランティアの子にお手伝いを依頼。
(というか彼女がメインで、自分がお手伝いという感じだった。)
てなわけでケーキ作りレポートスタート。
まずは肝心要の生地作り。
もうこの時点でボリビアンクオリティー全開。
生地を混ぜ混ぜするのに大事な、電動泡だて器(ギュイーンッ、ってやつね。)・・・
そんな高級品ボリビアにはありません。
贅沢品なのです。
「欲しがりません、勝つまでは。」(誰にだ。)
というわけで使用したのがこちら↓
いや、手動の泡だて器くらいあってもいいんじゃないかと思った。
だけど、そんなもんもないボリビアなので、
なんかの機械から引っこ抜いてきた、みたいな怪しげなもの使って一生懸命混ぜました。
時間かかるのと、やけに生地が飛び散るのとで、
二人ともちょっとイライラモード。
だけどすぐに、「ボリビアってこうだよね。」と諦めが早かったのは
二人ともボリビア暦が半年以上だから。それだけ。
それでもなんとか生地完成!
ジャジャーン!!
(ソノっちがトイレ行ってる隙に、チョコレート勝手に入れられてた。)
↑オーブンに入れて焼けるのを待ちましょう。
てかこの子すごくかわいいんだよ。
ドイツ人って正直あんまりいいイメージないんだけど、この子はSuper Simpatica。
そして同じだけボリビアにいるのに、自分よりもはるかにスペイン語が上手で尊敬。
(彼女といると、自分のスペイン語の酷さに鬱になる。
動詞の活用よく間違えるくせに、卑猥な言葉だけは良く知っている自分。あぁ・・・。)
はい。
で今度は、生地が焼けるのを待ってる間に生クリーム作り。
これも生地と同様あの不思議な泡だて器(?)を使って頑張ったものの、
一向にクリームにならず・・・。
いい加減めんどくさくなったため、ミキサーに投入。
(泡だて器はないけどミキサーはあるボリビア。やっぱり意味不明。)
しかし・・・。
取り出してみたら・・・↓
チーズになっちゃった。(取っ手すらもないポンコツ泡だて器と一緒に。)
ああ、めんどくさがった我らが悪かった。
チーズになっちゃった記念にパチリ。
もうボリビアという国に色々鍛えられたから、
こんな状況でも笑顔。イエイ。
しかしこんなもんをケーキにのせるわけにもいかないため、最初からやり直し。
だけど、自分たちでやるのはめんどいので、(こんなこと言ってるから失敗するんだ。)
助っ人のエドウィン君(同じくボランティア。ボリビア人。)を呼びました。
最初はカメラにも機嫌よく反応してくれてたものの・・・
やはり、あのポンコツ泡だて器じゃどうにもならなかったようで、
カメラ向けても振り向いてくれなくなった。
終始無言。
だけどなんとかクリームになったようで一安心。
ありがとう、エドウィン!!
そして、そうこうしているうちに、生地が焼けた。
だけど思いのほか生地が膨らまず。クッキーみたいになっちゃった。
ああ、どこまでも不運な我ら。
それでもめげずに、生地にフルーツとエドウィンお手製のクリームをデコレート。
が・・・
ボリビアは我らには成功を与えたくないようだ。
一生懸命こさえたクリームがケーキの上で液状化。
もうしょうがないからこの後、すでに出来ているクリームを市場で買った。
(このことはエドウィンには秘密。)
そして完成!!
ポンコツ泡だて器に翻弄されながらも、
なんとか無事にケーキは完成。
ソノっちこれが初めてのケーキ作りだったわけだけれども、
なんと5時間もかかった。
そんなにかかるものなの??
もし長くかかりすぎたのなら、それはここがボリビアだから。それだけ。
明日のパーティー成功するといいな☆
その様子はまたレポートしますー。