多字騒論

Sonicの読書日記兼投資日記。不定期更新です。

尾田栄一郎 『ONE PIECE 第43巻』

2006年09月08日 04時08分51秒 | コミック
集英社(ジャンプ・コミックス) 2006年 ★★★★☆

 本日もロト6惨敗…。50口(1万円)も買っていたのに、1000円すら当たらない…。これでロト6のハズレ街道を3ヶ月も歩んでいます。何だか呪われている気分です。神も仏もいないとはこのことです。1等の2億5千万円当たった方が7人、2等の1100万円当たった方が72人。なぜに私がその一員ではないのか。恨みます。呪います。

 さて43巻は今日の帰りにコンビニで買って読みました。とりあえず「エニエス・ロビー編」も佳境とまた書きます(笑)本巻は終盤まで戦いの連続で、ほとんど読み流す感じ。「必殺技」は私にとってはどうでもよいのです。それでも橋の上での攻防はワクワクドキドキです。そしてやはり、そげキングの活躍!これにはヤラれました。ウソップ最高です。

 おそらく次巻あたりで、「エニエス・ロビー編」は完結か?それともまだ続くのか?3ヶ月後を楽しみにしてます。

安彦良和 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN⑬』

2006年09月01日 02時06分39秒 | コミック
角川書店(角川コミックス・エース) 2006年 ★★★☆☆

 今日は久々に宝くじネタを一つ。

 この忙しい日々からの引退を願って、ミニロト・ロト6・ナンバーズ4を買い続けて早5年。決して忘れることなくせっせと買い続けていますが、6月13日のミニロトで800円当たって以来、まったく当たりません。今日のロト6もキャリーオーバーということで3000円(15口)買っていましたが、数字1つが当たったのみ…。サマージャンボも3000円が精一杯で、今年は過去最低の回収率です。そんな絶不調な宝くじライフですが、とびっきりのニュースがあります。

「ロト6」繰り越し過去最高6億2000万円(日刊スポーツ)

 来週は1万円(50口)の大勝負をかけます!

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 さて今日はコミック2冊を紹介。本書は8月3日に函館のくまざわ書店で見かけて購入したもの。旅先で本屋に行くのは楽しみの一つです。

「ルウム編・前」とされた本巻も、「一年戦争前史」という過去のエピソード。シャアが「赤い彗星」として、愛機MS-06を駆る姿や、ガイア・オルテガ・マッシュの「黒い三連星」がMS-06に乗り込むくだりに感激する。その一方で、ギレンの描き方などに著者の筆致の変化も感じる。なんだか少し乱暴な気がするのだ。

 次巻は「ルウム編・後」。そのあとは本編に戻ってくれるのだろうか。ソロモンでガトーが登場したら面白いと思う。

 以上、ガンオタ以外には全く話の通じない記事でした。

尾田栄一郎 『ONE PIECE 第42巻』

2006年09月01日 02時02分04秒 | コミック
集英社(ジャンプ・コミックス) 2006年 ★★★☆☆

 7月上旬読了。

「エニエス・ロビー編」も佳境、と前巻でも書いた気が…。相変わらず話が進む気配はなく、ストーリーを追いかけている私としては、結末が知りたいという思いだけが募る。あと何年(何巻)続くのだろうか。「ワンピース(ひとつなぎ)」という秘宝が、ともに旅した海賊の友情なんていう、ジャンプ得意のオチでないことを祈るのみである。

安彦良和 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN⑫』

2006年05月06日 00時51分36秒 | コミック
角川書店(角川コミックス・エース) 2006年 ★★★☆☆

 第12巻は「開戦編・後」と銘打たれ、一年戦争の開戦間際の状況と、V作戦初動の顛末が描かれた。

 見所は少し散漫な感じ。シャアとララアの出会いが描かれるが、劇的なものではなく非常に偶然的に描かれた。またシャアのジオン宇宙軍への再入隊の経緯は、思いっきり端折られた。そしてジオンによる宣戦布告は、文字による説明で終わり。う~む、これだけか。

 第13巻はいったいどうなるのか。過去のエピソードの掘り下げに多少飽きてる自分がいるのは確か。そろそろ終局に向かってほしい。

尾田栄一郎 『ONE PIECE 第41巻』

2006年04月04日 02時17分57秒 | コミック
集英社(ジャンプ・コミックス) 2005年 ★★★★☆

 ついに「エニエス・ロビー編」も最終局面に突入。前巻から引き続き面白くて、そして久々に泣いてしまいました。ロビン、つらかったんだね(涙)

 それにしても、またまた登場の「D」。これで「D」は5人目(ロジャー、ルフィ、エース、黒ひげ、サウロ)か?いったい「D」にはどういう意味を作者は設定しているのか。『ワンピース』もまた面白くなってきたから長く続いてほしいけど、そろそろすべてを知りたいので最終回に近づいてもほしい(笑)気になってしょうがない。次の42巻も楽しみです。

北爪宏幸 『機動戦士ガンダム C.D.A.若き彗星の肖像⑦』

2006年04月04日 02時16分03秒 | コミック
角川書店(角川コミックス・エース) 2006年 ★★★☆☆

※ガンダムファン以外の方はスルーでお願いします(笑)

 第7巻になって、少しだけ面白くなってきました。今さらながらに気がついたのは、本作の時代設定が「宇宙世紀0083」だったこと。「0083」ってことは『ジオンの残光』じゃないですか!いったい「星の屑作戦」と本編がどのように絡み合うのか?『ジオンの残光』にシャアは一切出てこないけれど、どんな気持ちでデラーズ・フリートを眺めていたのかが非常に気になる。ガトーとシャアが面識あったなんて話が出てきたら興奮しちゃうし(笑)またアクシズの対応の背景なんかが明らかになるようだと、これまで我慢して読んできた甲斐があるというものだ。第8巻にも期待したい。

尾田栄一郎 『ONE PIECE 第40巻』

2005年12月28日 00時48分11秒 | コミック
集英社(ジャンプ・コミックス) 2005年 ★★★★☆

 今日はいつもより帰宅が早く、0時台の更新となりました。といっても読み終わったのはマンガです(笑)読みかけの本は何冊かあるんですが、そちらはなかなか最後までたどりつきません。正月休みで、すべて読み終えたいところ。

 さて、ワンピースの「エニエス・ロビー」編も佳境に突入。全編闘いの場面ばかりだが、何だか急に面白くなってきた。前巻のときに、「もうそろそろ買うのをやめようかと考えている」と書いたが、前言完全撤回。もう当分買い続けよう(笑)

 というのも、やはりジャンプ漫画の王道である「友情パワー」を感じて、久々に涙腺に刺激がググッと加わったから。「友達のために、命を張る」なんてことは、現実世界じゃなかなかできない。けれど、「いざ」ってときにはそうありたいと思う。この40巻で、そんな風に心に誓ったのだ(笑)

 41巻はかなり期待!今回は刊行の間隔が異様に狭かったので、次はおそらく4月あたり?楽しみに待ってます。

安彦良和 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN⑪』

2005年12月26日 02時04分36秒 | コミック
角川書店(角川コミックス・エース) 2005年 ★★★★☆

 前巻までの「シャア・セイラ編」が終わって、この巻から「開戦編」が始まった。ガンダムを知らない人からすれば「いったい何の開戦か?」といぶかるだろうが、知っている人ならば「一年戦争」の開戦だとすぐにわかる(笑)アニメのガンダムとはこの「一年戦争」の終盤を描いた物語であって、「一年戦争」の開戦場面はこの『THE ORIGIN』で初めて描かれる。

 本巻は「開戦編・前」ということで、「開戦前史」が解き明かされるわけだが、当然面白かった。あえて注文をつければ、あまりにもアニメのガンダムの登場人物ばかりが活躍すること。これにはちょっとご都合主義にすぎる。もっとオリジナルキャラクターが出てくれば作品世界がさらに広がるように思う。そうすれば本編に戻ってからの『THE ORIGIN』がアニメとは一味違った面白い作品になると思うのだ。

『THE ORIGIN』はだいたい4ヶ月ごとに出版されているので、次は4月か5月頃。「開戦編・後」が楽しみになってきた。その反面、いつまで過去のエピソードが続くのかという疑問も湧いてくる。「中だるみ」する前に、きちんと完結してほしいと思う。

北爪宏幸 『機動戦士ガンダム C.D.A.若き彗星の肖像⑥』

2005年12月17日 03時36分57秒 | コミック
角川書店(角川コミックス・エース) 2005年 ★★☆☆☆

『ガンダム』と『Zガンダム』の隙間を埋める物語も、ついに6冊目。この巻で連邦軍捕虜脱走事件もようやく解決。物語は新たな展開に突入していくわけだが、依然としてまったく方向性が見えない。シャアが『Zガンダム』で登場する「クワトロ・バジーナ」になることがラストなのか、それともまた別の終わり方が考えられているのか。このあたりを早くはっきりさせてほしい。

井上雄彦 『リアル 5』

2005年11月22日 01時15分17秒 | コミック
集英社(YOUNG JUMP COMICS) 2005年 ★★★★★

 ついに風邪をひいた。「そろそろかな?」と思ってたら、案の定といった感じで寒気がしてきて、微熱を確認。土曜日のラグビー観戦が原因に違いない。何たって風が強くて寒すぎた。前回風邪をひいたのは7月なので、4ヶ月ぶり。少し前までは2ヶ月ごとに熱を出していたことを考えると、風邪をひいているとしても自分が健康になったように思う(笑)

 さて『リアル』は待望の第5巻。今までの登場人物がみんな出てくるので、文句なしに面白く読めた。「野宮」も5巻では大活躍だし、やっぱりこいつが「常識」の殻を破ってくれないと困る。「戸川」もいよいよ「らしさ」が出てきたし、わかってくれる「仲間」も現れて、「タイガース」も面白くなってきた。

 やっぱり井上雄彦はすごい。どれくらい取材をしているのだろうか。病気に「負け」つつある「ヤマ」の様子は、想像で書いているのだろうか。そこには「リアル」があった。あと、やっぱり「名言」が多くて心に残る。

(車椅子バスケの練習中)
「声を出すとどうなるか知ってるか」「キツいときも頑張れるんだ」「気持ちが折れないんだ」「楽しくなってくるんだ」「そしてチームの気持ちが一つになる」(198-199p)

「あきらめたらそこで試合終了」だと思って、オレも毎日頑張ってます。風邪をひいたからってやらなきゃいけないことが減るわけじゃないから、今日も気合で徹夜だし。マジ負けてらんねーから、いろんなことに。テメーの気持ち一つで、世の中どうとでもなっからって、マジそー思ってるし。『リアル』読んで、今宵もかなり気合入ってきた感じ。
(下品な言葉遣いですいません。ふだんはこんなもんです。)

<参考>
『リアル』 1巻 2巻 3巻 4巻

尾田栄一郎 『ONE PIECE 第39巻』

2005年11月06日 02時29分19秒 | コミック
集英社(ジャンプ・コミックス) 2005年 ★★★☆☆

 前巻から4ヶ月も間隔が開いた待望の39巻。とはいえ物語にほとんど進展はなし。「ウォーターセブン」から「エニエス・ロビー」までの「つなぎ」ともいえる「海列車」での闘いがメイン。闘いのシーンも単調になってきたし、次から次へと新しい「敵」は出てくるし、ジャンプのマンガの「王道」を歩みつつあるのが非常に残念。それを考えると、『スラムダンク』はとても潔かったように思う。

「CP9」との決着も、おそらくあと2巻は先の話。その次の展開あたりで物語の決着の方向性を見せてくれないと、さすがに飽きが来る。マガジンの『はじめの一歩』も結局40巻くらいで買うのをやめたし、これくらいがマンガの「耐用年数」の限界なのかも。もうそろそろ買うのをやめようかと考えているところだ。

安彦良和 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN⑩』

2005年08月27日 00時58分13秒 | コミック
角川書店(角川コミックス・エース) 2005年 ★★★★☆

 久々の更新なのに、コミックです(笑)「忙しい、忙しい」と言いながらも、このコミックの発売日だけは忘れてなかった。仕事が終わると書店に直行、帰宅後着替えもしないままに読破。なんでそんなに慌てていたかというと、前の9巻から始まった「シャア・セイラ編」の続きが気になって仕方なかったから。この10巻はその後編にあたる。

 10巻はエピソードや人間関係の絡まりの羅列が多いのだが、これが読み進めるたびに「なるほど」と頷かせられる。なぜランバ・ラルが「ドズル中将には男にしてもらった」と語ったのか、そしてなぜキャスバルは「シャア・アズナブル」と名乗りはじめたのか。こうした「謎」が、「安彦」流の新解釈によって明らかになった。

 それにしても本巻では、キャスバルの冷酷さが際立っている。これでは単なる「復讐者」だし、それに巻き込まれる犠牲者が多すぎる。これが本編のシャアにつながると思うと少し印象が変わってしまう。アムロやミライのエピソードは余分な気もした。それでも、とても面白く読めだ。4~5ヶ月ごとに新刊が出ているので、11巻は年末か、年明け。次も楽しみだ。

尾田栄一郎 『ONE PIECE 第38巻』

2005年07月10日 01時57分22秒 | コミック
集英社(ジャンプ・コミックス) 2005年 ★★★☆☆

 ようやく熱も引いて、あとは咳がおさまるのを待つのみか。いつも自分の体調を見極めるときにタバコを吸うんだけど、ただいまこれがまったく味がしない(「ウマい」と思ったら復調)。この分だと、まだまだ長引きそうな予感。春の健康診断で血液検査をしたら、「白血球」の数がかなり少ないことが判明(1立方ミリメートル当たり3500個)。こんなのもよく熱が出ることに関係しているのかな。



 さて、「ウォーターセブン編」も佳境。物語の舞台はいよいよ「エニエス・ロビー」へ、というところで本巻は終わり。前巻よりは楽しめたけれど、「長期連載」特有の「弛み」や「齟齬」が随所にあって、イマイチ話に引き込まれない感じ。そろそろ物語の到着地点を示さないと、物語の緊張感が保てないと思う。終末はどこに向かっているのだろう。「エフテル」なのか、それとも「世界政府との対決」なのか、それともこの二つをリンクさせるのか、はたまたまったく別の結末が用意されているのか。まだまだ先は見えません。当分、話を見守りたいと思います。

北爪宏幸 『機動戦士ガンダム C.D.A.若き彗星の肖像⑤』

2005年06月19日 02時44分17秒 | コミック
角川書店(角川コミックス・エース) 2005年 ★★☆☆☆

「Char's Deleted Affair」と題されたこのシリーズもこれで5巻目。物語は大いに停滞していて、どのようにして「Z」や「0083」につなげていくのか皆目検討つかない。おそらく物語は中盤を越えたと思われるのだが、ハマーンがこのあとどのようにして「Zのハマーン」になるのか、その糸口も見えない。このままズルズルと「閑話」を引きずるのであれば、このシリーズを買うのは止そうと思った。

柊あおい 『耳をすませば 幸せな時間』

2005年05月27日 02時58分52秒 | コミック
集英社(りぼんマスコットコミックス) 1996年 ★★☆☆☆

 『耳をすませば』の続編である「幸せな時間」と、「桔梗の咲く頃」という中編が収められた作品集。もちろんこれもアマゾンで購入(笑)

 「幸せな時間」は、前作では中学一年生だった「月島雫」が、中学三年生になって将来に思い悩む話。一読して絵柄が相当に変化してて、「これ誰?」って感じ。ジブリの『猫の恩返し』の原作のような印象を持った。前作と直接的につながる話ではないので、読まなくてもよかったかも…。

 「桔梗の咲く頃」は単なるラブコメなので、論評は控えます(笑)