my have thought archive

拙い、私の考えや思いを綴るブログ。たまに意味ない日記なども。お立ち寄り下さりありがとうございます。

ロンドン同時多発テロ・・・

2005-07-10 20:21:40 | 社会の一部をのぞく
 七夕あたり。2012年のオリンピック開催地を決定するためのIOC委員会が、シンガポールで開催されていました。候補地に挙がったのが、ニューヨーク、ロンドン、マドリード、パリ、モスクワ。個人的に、ロンドンだったらいいなと考えていました。それはなぜか。
 以前このエントリで、99年、短大のプログラムでロンドンへ(イギリス、と書いたっけかな)ホームステイしたと書きました。あのノストラダムスの予言していた「7の月」が過ぎ去り、何事もなかったので安堵していた旨を書かせていただきました。機内に入って、安心したと。そんな風に書きましたな。
 わずか3週間。なかなか実りある期間でした。あの期間で英語のボキャブラリーがやや増えた気もします。99年にネットサーフィンを始め、私はほとんどNASAのHPばかり見ていました。宇宙飛行士の活動歴とかフォトアーカイブがメインでしたね。解らない単語は辞書を引いたり、と。
 あまりホストファミリーと会話してませんでした。私の下手な英語、なにしろ発音が少しでも悪いと何度も聞き返されました。まあ、いろいろ思い出があります(適当)。
 という事情?があり、ロンドンだったらいいなと考えていました訳です。忘れろ!と言われても、絶対に忘れません。
 ニュースで、ロゲ会長がcity of Londonと発表したとき。私もまたひとりで大騒ぎでした。ひとりでかしわでのテンポを速めたような拍手、変な叫び声…。あの時は同じ家屋に誰もいなくてヨカッタと思います。…ああ、ご先祖霊がおられましたな、そういえば。
 ひとりで浮き足立つ思いを抑えきれず、テンションもまた高く。翌日帰宅後、ニュースを見ていたらやはりロンドンが映し出されていました。しかしテロップはオリンピック関連ではなく、なんとテロ!!…訳が判りませんでした。一体ロンドンでテロとは、どういうことか。個人的に、イギリスはテロ対策の網の目ががっちりしているほうだと思っていました。街中の至る所に監視カメラとかね。至る所に監視カメラという手段は、私がホームステイから帰ったあとらしいのですが。
 そしてホストファミリーの親は大丈夫だろうか?授業担当の地元教師らは?と、当然今も気懸かりなんです。ロンドン郊外でしたが、電車で何時間とかからずロンドンへ出れる場所でした。フリーの日に2年の先輩と出かけ、ピカデリーサーカスやケンジントン宮殿、ハロッズなど見てまわりました。そして、ロンドンの地下鉄は東京の地下鉄よりも判り易いかもねなどと話したのを憶えてます。駅ホームの壁に駅名がびっしり書かれ、背後?が色分けされています。連絡エレベーターも、駆け込みが起きないように運転されていました。ロンドンへ長めに行かれた方はお判りでしょうがなかなか合理的ですね、あのやり方は。
 死者が50名近く、負傷者が700名。テロリストの非道な行いで、ロンドンの佇まいが乱されてしまいました。屋根が飛んだロンドン名物の2階バス。非常事態を示す黄色のテープ。顔中血だらけになったり、ストレッチャーに横たわるかた。行方不明者を訪ねる貼り紙。教会の前に供えられた多くの花束…。あの9.11を思い出す光景です。あの9.11も、2棟目WTCに民間機が突っ込んでいくのをニュースで見てしまいました。アナウンサーが、これは映画ではありません、現実ですと伝えていました…。
 これからどうなってしまうのでしょうか……。
 
 

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