2016年夏、突然の乱数放送！

参考記事1(NHK)
参考記事2(yahoo!ニュース)

昨晩、翌日(つまりは本日)の労働に備えて睡眠を取らねばならないところ、リアルタイム検索にて
知り、ベッドの中で身を横たえながらも、「腰を抜かし」そうになりました。

北朝鮮、16年振りに「乱数放送」を再開、との報・・・!
2016年の現代に於いて、短波などを用いての指令を発す、というわけです。
2000年の南北首脳会談をさかいに、北朝鮮はラジオを介しての乱数放送を終え、内々にインターネットに移行させたのでは？なる見解もありました。

ところが、専門家やウォッチャーらの見解を嘲笑するかの如く、再びラジオを介して乱数を流したと
いうのです。
物理キーにて操作するガラパゴス携帯から直感的な操作が売りとも呼べる、フルタッチの高機能携帯端末へ、更には物理的キーボードを廃したタブレット型端末も出現し、病院や物流や観光施設等々様々な場所にて、タブレット端末を見かけるまでになりました。利も害も叫ばれて久しいタブレット型端末ですが、徐々にタブレット型端末による恩恵に浸っているのです。恐らく、一般人らのあずかり知らぬ専門施設では、更に上を進む機器・ソフトウェアの研究開発にますます躍起の事と思います。

そんな、2000年よりはぐっと進化したこのご時世(或いは勢)、又もや乱数放送。
もう、驚愕です。
ある種は、大変恐ろしいとも言えます。
なぜ恐ろしいのか?　

私が短大生だった頃、日付の変わる時間を見て、乱数放送？ハテ、それはどんなものか？との好奇心で、携帯ラジオのダイヤルをぐるぐる回したところ・・・・。
ザッザッ・・・という電波の雑音などに混じり、韓国発信と思われるオンエアも聞こえ、ケービーエス、どうのこうの、と言っているのを通り過ぎて更にダイヤルを回しました。すると・・・?

何だかよく分からない、私からすれば「戦前かな?」といった趣の、とても古めかしいメロディが流れ出しました。その、あたかも戦前のメロディが、ナントカカントカ行進曲などという、北朝鮮で民衆を鼓舞するため盛んに用いられる曲なのだそうです。
そしてその戦前のメロディが止むや、朝鮮中央放送のオバサンアナにも似た、やたらと勇ましく張り切った、女性の声が流されました。
抑揚に乏しく、棒読み・・・と断ずるには随分と勢いがついているような感じです。その、独特のアナウンスがまた、なにも知らない私の恐怖心を駆り立てました。
深夜に聴いている(もっとも夜だけだそうだが)、あまりに独特の調子、言っている内容が全く分からない・事情通によれば(拉致などテロリズム行為)特殊指令などの意を含む"乱数"であるとの点、あとこれは私がウチの者から借りていた携帯ラジオの不具合なのかも知れませんが、ボリュームダイヤルに触れずとも、勝手に音量が上がった・・・という、複合的な要素が絡み、余計に恐怖を煽り立てたのだろうと思います。

当時は(12月生まれですので)１０代後半とただの若造でしたが、もはや"アラフォー"となっているいまでは、再開されたという乱数放送を拾い聞きするような勇気はありません。

・・・それにしても。
突然いまになって乱数放送が再開された意図が分かりません。
ミサイル乱発と併せ、謎がますます深まるように思われます。