たばこ税で収入を見込むな

自民党税制調査会は、たばこ税の増税を検討する方針を固めた。税率の上げ幅などは２８日から始まる党税調で議論する。「税収が落ちない程度の（税率の）上げ幅をどう設定するかを検討したい」などと述べた。
asahi.com：自民税調、たばこ増税を検討へ　０６年度税制改正 - 暮らし
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「税収が落ちない程度の（税率の）上げ幅」という考え方が間違っている。
国の収入を確保する為に特定の嗜好品だけに重税をかけるというのは税の公平性を欠く。

たばこ税の税率を上げる目的は
　１．国民の喫煙量を減らす。
　２．それによって医療費を抑制する。
　３．未成年者の喫煙抑止

等が考えられる。

税収に与える影響は無視して、上記の目標、すなわち国民の喫煙量をどのくらいに抑えて、医療費はどのくらいを目指すのかをまず決めて欲しい。
その上で税率をどのくらいにすればいいのかを考えるべきだ。

１本２０円程度ではまだまだ安いと思う。
非喫煙者への被害（健康被害、精神的苦痛、社会的損失等）を考えて喫煙者には増税を受け入れて貰いたい。

また、喫煙者には喫煙所以外での喫煙は是非止めて貰いたい。