びわ湖・勝手気ままな日々!

温故知新!大切ですね、次代に生きる方々の知恵と活力となります。令和時代を健康で楽しみましょう。

無常観の教え→今を生きるヒント 地震・台風・飢饉・戦乱・政治的混迷・・。

2016年09月29日 | 無情

流れゆく河、移りゆく時代、変わりゆく人

常なるものはなし、世の中に存在するものは変化する・・

人の住む家は時とともに変わり。そこで人の「生き死に」が繰り返される・・

人間はどこから来て、どこへ去っていくのか、どうもよくわからない・・

鴨 長明「方丈記」

『原文』

行く河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。

よどみに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、

久しくとどまりたる例(タメシ)なし。

世の中にある人と栖(スミカ)と、またかくの如し。

無情--常なるものはなし。つまり、永遠に続くものなんてないんだよ!--

鴨長明さんが、『方丈記』で最も伝えたかったのは、この部分でしょう。

『原文』

玉敷の都のうちに、棟を並べ、甍を争へる、高き・賤しき人の住ひは、

世々を経て尽きせぬものなれど、これをまことかと尋ぬれば、昔ありし家は稀なり。

或は、去年(コゾ)焼けて、今年造れり。或は、大家亡びて、小家となる。

住む人もこれに同じ。所も変らず、人も多かれど、いにしへ見し人は、

二、三十人が中に、わずかに一人二人なり。

朝に死に、夕に生まるる習ひ、《ただ》、水の泡にぞ似たりける。

マイホームからダンボールハウス。オンボロアパートから高級マンションへ。

極端な例ですが、人が住む家も時と共に変わっていきます。

『原文』

知らず、生れ死ぬる人、何方(イズカタ)より来りて、何方へか去る。

また知らず、仮の宿り、誰(タ)が為にか、心悩まし、何によりてか、

目を悦ばしむる。その主(アルジ)と栖(スミカ)と無情を争うさま、

言はば、朝顔の露に異らず。或は、露落ちて、花残れり。

残るといへども、朝日に枯れぬ。或は、花しぼみて、露なほ消えず。

消えずといへども、夕を待つことなし。

人間死んだらどこに行くのだろうか?誰しも一度は考えた問題では

ないでしょうか。

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【歩きメモ】

4096歩・2.86km・39m・33.9g・2102kcal

日記風川柳

「切れ破滅 迫る無謀に 苛立つな」

「挑発 揺さぶり知的 対応を」

「トリガーに 一線越えて そっと指」

「一国の 存在ゆだね 知恵の輪に」

 

1年前の今日のブログ!!

 
びわ湖歩き2周目の足跡を川柳から拾う!
1周目初めて歩いて何と18回で完歩!(現在は9回)2006(H18)11.24(金) スタート・・!!2007(H19)5.5(月)子供の日に歓喜のゴール!!2周目 J......
 

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