家づくりの現場

NPO法人「杢の家をつくる会」でお手伝いしている現場の状況、はこちらでご覧になれます

T邸(3年間大工を探し続けて建てた家)

2007年02月03日 | Weblog
北西側外観(杉板と漆喰のコントラストが目を引きます)

お施主さんは本物の木組みの家づくりを求めて大工を探し続け、常山棟梁に出会いました。
伝統構法の「折置き組」と「通し貫」+「土壁」の家づくりです。
太い構造材表しの天井、つくりこむ大工の技をじっくりとご覧ください。

設計・施工:大工 常山

 
      2階居室内表しの天井                   軒裏
 
「渡りアゴ」の木組みや「貫」による丈夫な構造

  
玄関へのアプローチ    太い丸太による構造美      常山棟梁です


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Is邸(家相で建てた3棟の家)

2007年02月01日 | Weblog
手前主棟と奥の東棟の外観(各棟は渡り廊下でつながります)

家相による3棟と4つの蔵のある住まいです。
東の玄関棟、真中に和室2間づつ総2階の主棟、生活空間としての東棟で構成されています。
9人家族、延べ床面積130坪を超える大邸宅ですが、外観は至ってシンプルです。
主棟和室の柱約40本全てが吉野産の桧、4面無節です。

設計・管理:(有)O(オー)建築設計(非会員)
施工:盟章建設(株)  主棟:丸森ハウス  東西棟:(株)森島工務店

 
        西棟玄関の外観                 西棟玄関ホール

 
     主棟1階の和室(12畳の2間)           主棟1階北側の廊下

 
      主棟2階の和室(12畳2間)            主棟北側外観と蔵

  
   主棟2階の廊下    和室の欄間と天井の空気孔  主棟南側の外観と蔵

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W邸(樅大黒柱と大家根の家)

2007年02月01日 | Weblog
南側からの全体外観(杉野地板を貼った大屋根の威容です)

母屋の建替えのお住まいです。
解体も一部手壊しで、古材を確保しましたが使えるものではありませんでした。
柱は4寸以上、桧や地松を太鼓梁で使い構造美を表しました。
大黒柱は樅の8寸角を使用し、床材も樅で仕上げる予定です。

設計・施工:(有)齋藤工務店

 
       古材をイメージさせる梁             2階部分の構造軸組み

 
        柱梁を固める木組み                太い構造美です

 
         桧の太鼓梁               施主を囲んでお茶の時間です

  
       南西側より           西側の軒裏      8寸角の樅の大黒柱

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