「断層をよくみると 直径15cmもある大きな切り炭が 象嵌(ぞうがん)されたように
土にはねこまれている 色も たったいま出来あがったばかりというつややかな新品の感じで
それも1つや2つでなく 大小無数に崖肌からのぞいていて
見ているうちに体がふるえてくるような凄味さえ感じられた」 (砂鉄のみち 抜粋)
菅谷を辞して 津和野加茂町 林道の山の奥に入り 驚愕の文書を記載してるのが の文書
菅谷訪ねた時 司馬さんの様に象嵌?見ることが出来ず 心残りで
自宅から津和野 観光課 加茂町 観光課 等々電話するも要領を得ず
2016年9月 自宅から243㌔ 加茂町「ウッディ・ハウス加茂」に宿を予約し
津和野城 見学(宿に着く前)石垣が素晴らしく 城下町を眺め微笑む様な風にのりキンモクセイの香り
宿の主人に司馬の見た 砂鉄の象嵌?跡 聞くも知らないの返事
翌朝 宿を出る時 昨日駐車場で会った老人から電話があり 一緒に探しませんかの親切な申し出
御親切には感謝するも はっきりした場所も特定出来ず曖昧なため丁寧にお断り
解っているのは 黒木ダム の近くで こえんどう?(小円道 地図ない)
ダムの近くの 黒木キャンプ場 訪ねると(あ あそこにあるバス停の奥にあると教えてくれ)
バス停から30㍍程行くと背丈ほどの雑草の茂った道?草を掻き分け行くと石堰 桑谷たたら遺跡
私の期待した 象嵌なくあったのは カナクソ と倒れた墓石多数・・
遺跡の近くに一軒家 製鉄で働いていた子孫だと思うが・・
※ 司馬さんの訪ねたのは1978年頃 今は昔 影も形も無いのかも知れない ※