2/20 精神状態3/10
昨日より調子がいいのに、言葉が出てこない。
天気がいいので母の買い物に付き添った。
と言っても、車の中で待っているだけ。
それでも、一応ちゃんと着替えて、ザザッと日焼け止めを塗った。
えらいな、自分。と自分を褒める。
『死にたいけどトッポッキは食べたい』の、
前に読んで付箋を貼ったところだけ読み返した。
私には理想の先生が実在するのだが、この本に出てくる先生もいいな、と思う。
話をきちんと、目を合わせ、手を止めて聞いてくれる先生。
時々はたどたどしいことがあっても、言葉を選んで、誠実に向き合ってくれる先生。
この本の先生は、録音している割にいつも淀みなく喋っているけれど、
「かなりイイ線」いっていると思う。私のイメージの中では。
今の主治医の先生も理想に近いのだけれど、
パソコンに向き合っている時間の方が長くて、
こちらをみる視線には、どこか気後れしてしまう。
うまく言えないけれど、申し訳ない気持ちが先に立つ。
憂鬱は辛い。波があるから、余計につらい。
まっすぐには良くならない、良くなったり悪くなったり、
波を繰り返して良くなっていくと聞いていても、波があるのがつらい。
小さな波にさえ、溺れそうになる感覚。
それでも、前よりは良くなっている。これでも。
この本を読むと、そう信じようと思える。
「また会おうね」みたいな、小さな約束、
でも、叶わないかもしれない約束を、
「きっと叶うよ」と一緒に信じてくれる友達のような存在だ。