満州の従軍慰安婦

母が満州（ハルピン）で見た「従軍慰安婦」といわれる女性は、

先日来日した元従軍慰安婦のおばあさんの話とは随分と違いました。

 

母から聞いた話をそのまま書き起こします。

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「ハルピンにもね、慰安所というところがあって、

軍人さんが慰安所に入るのをよく見かけたわ。

でも、そこで働く慰安婦は、奴隷のように朝から晩まで相手をさせられるという事はなくてね、

定期的に病気になってないか検査もあったし、

それにお休みだってちゃんとあったわよ。

お休みの日にお店（母の家は食堂を経営していました）に慰安婦が将校さんとよくデートしていたもの

将校さんはやさしいし、乱暴な事をしないから慰安婦の中では人気でね。

何かご馳走したり、プレゼントを贈ったりしているところを何度も見たわよ。

後から入ってきたお客さんが、

「なんでここに慰安婦がいるんだぁ～～」ってからかう人もいたけどね。

「ニンゲンミナオナジ！！！！」って言い返してた。

片言だけど日本語も話せたしね。

そうすると将校が、まあまあ。。。ってなだめて

からかったお客もその後は絡んでくる事もなかったし、

悲壮感？？？なんて感じなかったけど。

私が知ってる軍人さんは、慰安婦にもちゃんと優しく接していて

決して乱暴な事はしていなかったよ。

 

まあ、好きでなった人はいないと思うけどね。

でも、きちんと報酬も払われていたし、

中間搾取される事も無かったし、

相当額稼いでたから、親に仕送りとかしてたんじゃないのかな？

殆どの慰安婦は貧しい家の女性だったしね。

親や兄弟を養う為に慰安婦になったのだから、

当時は日本でも貧しい家の女の子は人買いに売られて。。。

ということはよくある話しで珍しい事じゃないけど、

悪い人買いに引っ掛かると変なところに売り飛ばされたりしたらしてね。

そうなると悲惨な末路で。。。最後は病気やアヘン中毒になってボロボロに。。

なんて話も聞いたけれど、

でもね、軍関係の慰安婦はその点、お給金も保証されていたし、

慰安婦としても定期的に病気の検査、治療もしてくれる、

お休みも貰えるし、どうせ働くなら。。。という女性が多かったはずなんだよ。

軍としても、若い血気盛んな若者が怪しい売春宿に行って病気をうつされちゃ困るし

私たち一般女性（満州人女性も含めて）を守る為でもあったのよね。

 

あの元従軍慰安婦のおばあさんの話じゃ、13歳の時に軍に強制的に。。。

って言ってるけど、

13歳といえばその当時はまだ子供

そんな子供の従軍慰安婦なんて見たことないよ

きっとその人は悪い人買いに騙されたんじゃないのかな

そんな話はあの当時は山ほどあったしね。

今とは時代が違うんだよ。

 

えっ？？？　あの元従軍慰安婦のおばあさん、

22歳まで従軍慰安婦してたって？

このおばあさん、私と1つしか違わないじゃない、

やだぁ～だとしたら19歳の時に終戦よぉ

22歳ってその時はもう戦争終わってるじゃない

終戦後まで日本軍の従軍慰安婦してたの？

そんなはずないよね！（笑）

やっぱり怪しい。。。。。」

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以上でした。