房総の林道と三崎のマグロ

房総の林道を開拓するツーリング。朝はフェリーで金谷に渡ってゆるゆると北上するつもりだったのだけれども、目が覚めたら8時過ぎ。8:40のフェリーにも間に合わないので次のフェリーに乗ると絶対に間に合わない。

いきなりブルーな気持ちになって、お大尽モードのアクアラインコースへ。今朝は風が強く、海ほたるを出た直後は風速13メートルでかなり横風にあおられたが何とか無事木更津へ。アクアライン連絡道路を経て木更津北でおり、R409へ。小櫃川にかかる鯉のぼりを眺めたりしながら牛久のセブンイレブンへ進む。

途中間違えてR410の久留里方面へ行ってしまったりしながら到着したのは10時30頃。せっかくアクアラインを使ったのに遅れてしまった。

今日はZX-9R、GPZ900R、XR250、ZEPHER1100、ZZR250、CBR600F（トリコロール）と僕。ZEP1100さんは前に房総で走ったときにお会いしたが、今日は奥さん連れだった。ZZR250はまだ走行距離も3000km台。これからが楽しいところだなぁ。

10時40頃に出発。284->R297->168と細かい県道を縫って81を南下。32号を右折して久留里へ出て、R410を南下する。清和県民の森近辺に着いたのは13時前だったかな。キャンプ場がある方面に入ってしばらくしたところにある駐車場でしばらく休憩。天気が良く、黒いジャケットだと暑いくらい。XR250に乗せてもらったりなぜか柔軟体操をしたりと平和な時間が過ぎる。

少し休んでから皆で林道へ。渕ヶ沢線～高山線～R410～再度キャンプ場～渕ヶ沢線～渕ヶ沢奥米線～香木原線と迷走しながらR410の一本東にある県道24号へ抜ける。お昼ごはんは道の駅『ふれあいパーク・きみつ』。喫茶スペースのようなところで海の家みたいなメニューを前に「うっ」と思うが今朝からまともに食べていなかったのでカレーライスでも十分に美味しかった。外のベンチでイチゴをつまんだりしながらいろいろ話をして、ここでZEPHER1100＆ZZR250夫妻とお別れ。残った組はもう少し別の林道にチャレンジ。

まず香木原線の少し南にある道にチャレンジ。地図上は香木原C.C.と入り口が共通のように見える。入ってみるとゴルフコースを突っ切る道と外側を巻く道とに分かれていて、流石にコースを突っ切る道は気がひけたので別のルートを当たったんだけど失敗。少し北側にある香木原線にもどってしまい、あえなく再度渕ヶ沢線へ入ってしまう。
＃帰宅してマピオンを見ると、コースを突っ切る道がそのまま林道に通じているように見えた。うーん。

R410->34を西行き->182を北上と進んで次は保田見林道へ。34から182へ右折して1.6km位走ったところで、左折する入り口がある。アスファルトはかなり荒れているけれども砂利をよけながらなんとかオンロードタイヤでも走れる。時々顔を見せる廃屋や田んぼを横目に見ながらかなりのペースで高度を稼ぐ。30分くらい走ってから休憩。高台で見晴らしも良く、誰も通らないので静かで気持ちいい。XR250ならまだわかるが、これだけ荒れた道にCBR600Fが二台とGPZ900RとZX-9Rがいるってのはかなり珍しい風景だと思う。めちゃめちゃオンロードバイクじゃん。

さらに進んで分岐が現れる。右へ相川、左へ小保田と書いてあるので右へ北上してみた。前半よりもやや荒れ具合が増す中、かなりのペースで高度を下げたあと、素掘りのトンネルを三つ抜ける。三つ目の路面が真っ暗な中いきなりぬかるんでいて、かなりびびった。

ぬかるみのトンネルを過ぎて少ししたところでまた休憩。本職のオフローダーたちが楽しんだ後らしきわだちがたくさんついている広場を見つけて、おバカな写真撮影大会。思い思いに自分の愛車のどろどろになったタイヤを撮る姿がたまらなく笑えた。

＃帰ってから調べてみると、素掘りのトンネルには吸血コウモリがすんでいたらしい(^^;

再び出発すると、すぐにやや開けた集落に出て、路面は通常の舗装道になる。おそらく高塚や相沢といった集落だろう。タイヤが石を噛んでないか確認してからペースをあげ、R465->湊->R127と進んでフェリー乗り場へ。

今日は4人とも久里浜のみやざき亭へご招待。バイクを止めてから駅前の銭湯で汗を流し、とんかつ和幸でキャベツを4杯くらい食べて幸せな気分で家へ帰り、先日三崎で買ったマグロをつまんだりしながら朝の四時半くらいまで飲み、話し、飲み、話す。なかなか楽しかった。

土曜日、朝10時前くらいに起きて活動開始。ぐだぐだしながら適当に朝飯を食べ、昼前に三崎へ出発。僕はメットをかぶるのがいやだったので車で行くが、R134の三浦海岸近辺の流れが悪かったので215の剣崎経由で少し眺めを楽しみながらドライブ。水産物卸売センターの中にある「まぐろ屋」とかなんとかいうお店でお昼を食べる。カマの塩焼き1500円はかなり食べ応えがあった。XR250嬢はネギトロの量が少ないといって二度にわたるクレームをつけ、成果を挙げていた。浅草育ちはこういうときのパワーが違う。

激混みの「うらり」を冷やかしたりしながらゆるゆると時は過ぎる。帰り道も込んでるだろうし、ここで解散。ひとりでゆっくり久里浜へ帰り、ほっと一息ついたら急激に眠くなって5時間ほど爆睡していた。

この部屋に住み始めてから友達が泊まってくれたのは二回目。
楽しいなぁ。