八月一日

2011-08-01 00:00:00 | 
頬を伝う涙を 何を躊躇う訳がある?
誰の目を憚ることがある?
久し振りに出会えた君を前に

嘘のような現実 拒むことの許されない事実
誰の目を憚ることがある?
ここで
久し振りに出会えた君を前に

柔らかい愛情に包まれて
両手に一杯の花束
零れ落ちる思い出

安らかに眠ることだけを
願い祈り続ける
梅雨の終り


目を閉じて語りかける
そんなことしか出来ない僕は
泣ける涙があるなんて
君は泣くことさえも出来ないのに

あのときの電話の記憶に
苦しさなど思い出されない
いつも強気な君だから
気づくこともなかった 悔やまれるよ

弱い自分を見せて
救いを求めて
それもまた勇気だろう?
今更だけれど

八月の一日 十二時
日差しの強く照らす
梅雨の終り

それは遠くからだけど
君しか出来ない
携帯の履歴は消えてしまったけれど

また会おう
暫く、さよなら
その煙草が消えたら
旅立ちだね


Words&Music Shiina Yoshimitsu
(C) 2003 Shiina Yoshimitsu. All Rights Reserved.

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