2.02宮入恭平withKamacho/高円寺ShowBoat

2007-02-04 08:50:51 | 





SE:Love Psychedelico

≪セットリスト≫
1. インパーソネイション
2. フェイク
3. ストレンジャー
4. ジョジョ
5. ID
6. カタルシス
7. アウトサイダー
8. ノー・ボーダー

恭平 with Kamachoの2007年初のライブ。高円寺Show Boatに
行ってきました。

恭平は御馴染みの、ニューヨーカースタイルのギターで登場。
Kamachoは今回、ギター&「α」を演るという話を聞いていました。例によってKamacho登場。すると、いつもの3倍くらいあるアフロヘアー・・・。

これか!αとは、これだったのかぁ!!!

客席後方から「・・・自毛?・・・自毛?」と囁きあう誰かの声が聞こえまし
たよ・・。

というのは前振りで。αとは写真の「これ」でした。
ギターを弾きながらハイハットを踏むのです。
いわゆるアレです。ほらあの・・、口と振りでドラムの8ビートの真似をしてみたとしましょ。右手と左手をクロスして「zu zu TA! t zu zu TA! t」となりますね。
このTA! 以外の部分がハイハットです。
その上に鈴が付いているのですが
これがあるとないとでは音の厚みがこんなにも違うとは!

1曲目から「あ、いつもとビートの入り方が違う!」と。

ふたりにとってこの新しい試み、新しいアレンジが非常にしっくり来ているに違いありません。それは演奏と、顔を見れば伝わってきます。

そういう波長が観客側に伝わると客側も非常に面白いんですね。

また途中、普段の基本スタイルとは逆に、kamachoの演奏に恭平がのる、というところもありました。
フリーでハーモニクスが入る部分など、今までのふたりにはなかった前衛テイストです。

ストロークの入り方、抜け方も非常に多様で、即興的で、僕にはある意味JAZZっぽさを感じる部分もありました。

ピックを弾き飛ばすなど、普段の知的で紳士的なキャラからぶっ飛んだパフォーマンスもあり・・。

この夜のライブ、ここ数年での恭平のベストパフォーマンスかもしれません。
他のお客さんも大変な盛り上がりのようでした。
恭平Kamacho目当てではない観客をYeah!と言わせるのは
同じギター弾きとして羨ましく、新たな目標の形のひとつです。



宮入恭平の描く曲は、正直、歌詞が哲学的で難しいですが、
僕は彼の作品に、洋楽的な聴き方でアプローチしているので、
音から入り込み、心に溶かしています。

大人のロックを聴きたい方は是非一度!
お薦めです。























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