子離れしなきゃね

子供達が親離れし始め淋しいから
フレブル子育て始めちゃいました~っ!!

大ちゃん

2022-03-20 19:00:51 | だいちゃん

文字にしたり 言葉に出すのが嫌で 普通通りを心がけてきたけど そんなの無理で・・・

お母さんの大事な大ちゃん  お母さんの可愛い大ちゃん 

もうすぐ13歳だったのに 空の上に引っ越しました

家族は変わらないって言うんだけど 去年暮れから なんとなく違和感を感じ フードの量やトイレや気になる行動をメモしていた物を持って受診

検査結果は 年齢による機能の衰えはあるけど 悪いところは無いです。

ただ半日様子を見ていて認知症の症状が出てますねって・・・

ショックだったけど 違和感の意味が分かって「これからどう安全快適に暮らせるか」に考えを持って行けたから良かった。

それからは 先生と相談しながら食べやすいフード選びや 進行を遅らせるサプリ 目が見えないのに歩きたい大ちゃんが怪我しない様に環境サポート

トイレの感覚がなくなってからは介護用パット

穏やかに歩きたいだけ歩く日々を見守っていたんだけど ある日 突然疲れ切ると起こすてんかんの様な発作が起きてからは

そうなる前に 落ち着かせるために 常に見守りが必要になりました

 

そして昼夜の逆転

危険だから 夜は和室を締め切り 娘と布団を並べ 朝4時過ぎまで歩き続ける大ちゃんを見守り 落ち着かせ 発作が起きたら抱きしめて安心させてあげる

なのでこの1か月は ほぼ寝てない状況で 私は帰宅後 お父さんが在宅の時は仮眠

娘は帰宅後 お風呂の前に仮眠 そして 2階でお父さんと寝て欲しかった福も絶対にイヤだって一緒に和室でウトウトの毎日

 

疲れて不安もピークだったけど それでも大ちゃんが居てくれる喜び

抱っこの温もり 寝息の安心感 全部が大事な時間だった

 

ぐるぐる歩き回って疲れると 壁にもたれたり 布団の真ん中で座ってる私の所に来て(見えてないににね

必ず左脇下に顔を埋め ハァハァ息を整えて落ち着くと又歩き始める大ちゃんが可愛かった

こんな日がまだまだ続いてくれると思っていたのにな・・・

亡くなる前夜は珍しく10時過ぎに寝息を立て始めたから私と娘の布団の間に大ちゃんの布団を敷いて

二人で起きたらすぐ分かるように前足を握りながら朝まで寝たの

朝も 大ちゃん行ってくるよ ご飯食べてね すぐ帰って来るから待っててねって声をかけたら目を開けてくれてまた寝始めた・・・

昼過ぎからはまた休むことなく和室を歩き回っていたんだけど

帰宅した娘が 「大ちゃん寝ようか」って寝そべってお腹に乗せたらホントにスヤスヤ寝始めて・・・

30分くらいたった時に 瞼がピクピクしたから発作起きるねと 布団に寝かせ

2人で 「大ちゃん 大丈夫だよ」 「大ちゃんゆっくり息しようね」っていつも通り背中撫でて脇腹トントン

そしたら3回くらい息を吸って最後に大きく息を吐いたと思ったら 手の平に呼吸を感じなくなって 穏やかに眠ったまま日常の中で旅立ちました

 

一瞬何が起きたか分からないくらい静かな旅立ちで お父さんも信じられない様子だった

 

きっとメンタル最弱なお母さんの為に 2か月と言う時間をかけて覚悟と「大丈夫 ずっとお母さんの中に居るから」って思えるようにしてくれたんだと思う

ずっとお世話になってきた先生も話してくれたけど 家族の中で旅立てた事 幸いにも痛みや苦しみのない状態で旅立てた事 何よりもご家族は出来る全てをしてあげたから大ちゃんは喜んでますよ。

これからは環境の変化を感じてる福ちゃんを気遣ってあげてくださいねって

福は優しかったんだよ 大ちゃんを見守ってくれてたよ

 

後は 職場仲間も皆が経験あって 「大ちゃんは家族だから」って私のやるべき業務を最速で終わらせたら直ぐに帰るれるようにしてくれたから

大福だけで留守番という事が無いように過ごさせてもらえたことも感謝でした

後悔が無いとは言い切れないし まだ信じられないんだけど

小雪舞い散る曇り空を見上げてたら 煙となって空に向かう瞬間青空が見えたんだよ

きっと 今日からよろしくお願いしますって皆さんにご挨拶したら

直ぐに帰ってくるよね

大ちゃんは家が好きだもんね 

兄ちゃんが 大ちゃんの頭を撫でながら「長生きしてくれたしょ」って泣いてた

そうだよね 大きな手術の後も元気に過ごしてくれたし頑張ってくれた

だからお母さんも泣いてないで いつも通り大ちゃんに話しかけて撫でてあげるからね

今までありがとね そしてまた会おうね またお母さんの大事な大ちゃん お母さんの可愛い大ちゃん抱っこしようね

一緒に寝ようね 待ってるからね

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (MIHO)
2022-03-21 12:49:17
snoopyさん。
昨日こちらへおじゃまして、大ちゃんのとびっきりのいいお顔の写真に、「わぁ♪」と思いながら読み進めると・・・。

びっくりして、にわかには信じられなくて、何度も読み返してしまいました。
私も数年前に大切な家族を見送ったので、お気持ちお察しいたします。
本当はすぐにコメントを、と思ったのですが、思いが言葉にできず、一夜明けても月並みなことしか言えなくて、本当にごめんなさい。
どんなに時が過ぎても、私たちが忘れない限り、彼も彼女もそっと私たちを見守ってくれていると信じています。

季節の変わり目、そしてお疲れも出るころだと思います。
どうかどうかおからだを大切になさってください。
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Unknown (のりすけ)
2022-03-21 13:22:02
snoopyさん

大変な日々でしたね。お疲れ様でした。

でもおっしゃる通り、大ちゃんがお別れのための時間をくれた気がします。
みんなが見守る中で旅立てて良かった。

じゅげむも大ちゃんも、犬嫌いだから、
あちらで会っても知らんぷりかなぁ。
じゅげは先輩として役には立たなそうだけど
マイペースな大ちゃんは、いったりきたりしながら
これからずっと穏やかに過ごしていくことと思います。

福ちゃんと、ご家族と、ゆっくりした時間を過ごしてくださいね。
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ありがとうございます (MIHOさんへ)
2022-03-21 16:54:28
本来 楽しくあるべき場所だから躊躇したけど
ちゃんと残しておきたくなりました。

一睡もできない日々も今は大ちゃんとの時間だったから大切です。福も常に傍で見守っていてくれて
命あるもの 全てに「心」はあるんだなぁって思いました。だからね MIHOさんの作る 土もススキも桜も全てに心がこもり素敵な作品になるし 手にした人の心に温もりが届くんです。
生きてる人が亡くなった人を思う時 天上のその人の周りには美しい花が舞い散るそうです💕
だからいつも思い出して語り掛けようと思います。
MIHOさんのもそうしてね(#^.^#)優しいお心ありがとうございます。
返信する
ありがとうございます (のりすけさんへ)
2022-03-21 17:01:48
覚悟はしてたつもりだけど 現実となると悲しいです。真っ先に思ったのがジュゲちゃんの事だったよ。
だって唯一の大ちゃんの顔見知りなんだもの。
きっとツンデレ風に 「こっちだぜ」って迎えに来てくれてると思わせてね(#^.^#)

ホントに最後まで頑固でパピコみたいに可愛い顔でいてくれて嬉しい限りだよ。


ジュゲちゃんみたいに お骨は大ちゃんが似合ってたピンクの袋にはいってリビングで今まで通り家族と一緒にいます。
ちょっと分離不安みたいになってる福を気遣いながら大事にすごしていくね。ありがとう💕
返信する

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