大前研一のニュースの視点:当世金融事情~ファンド、株式、銀行…お金はいづこへ流れるか
以下がこの記事から一部抜粋したものです。
中国の市場の信頼度、個人金融資産の中での株式の位置づけ、日本の銀行のお金を動かす面でのジレンマがよくわかります。
部分的な情報での判断や”カン”ではなく、日本や世界のお金の動きがわかるようになると面白いだろうな~~
(記事の一部を抜粋)
世界の景気のカギとして騒がれた中国の主要株価指数の年間上昇率はマイナス。これは上場している国営企業の株式の大半が政府に保有されたままになっており、これが市場に不透明感を与え、中国株投資を躊躇させている要因となっています。
現状、株式市場にある日本人の個人金融資産というのはだいたい5%(日銀の資金循環統計最新数値では5.8%)といわれているため、株価が下落しても大きな影響はないでしょう。
現実に8,000円台まで行きましたが、別段大騒ぎする事態にはなりませんでした。ここに個人金融資産がドッと流れ込むと、日本にとってのリスク「金利高」が生まれうる、ということです。
銀行は、ファンドや株といった別のルール、ロジックで動く世界と「同存」していることを踏まえ、改めて法整備から対策をとっていかないかぎり、「銀行がファンドを通じて貸し出す」といった構図は打破できないと思います。
のち
以下がこの記事から一部抜粋したものです。
中国の市場の信頼度、個人金融資産の中での株式の位置づけ、日本の銀行のお金を動かす面でのジレンマがよくわかります。
部分的な情報での判断や”カン”ではなく、日本や世界のお金の動きがわかるようになると面白いだろうな~~
(記事の一部を抜粋)
世界の景気のカギとして騒がれた中国の主要株価指数の年間上昇率はマイナス。これは上場している国営企業の株式の大半が政府に保有されたままになっており、これが市場に不透明感を与え、中国株投資を躊躇させている要因となっています。
現状、株式市場にある日本人の個人金融資産というのはだいたい5%(日銀の資金循環統計最新数値では5.8%)といわれているため、株価が下落しても大きな影響はないでしょう。
現実に8,000円台まで行きましたが、別段大騒ぎする事態にはなりませんでした。ここに個人金融資産がドッと流れ込むと、日本にとってのリスク「金利高」が生まれうる、ということです。
銀行は、ファンドや株といった別のルール、ロジックで動く世界と「同存」していることを踏まえ、改めて法整備から対策をとっていかないかぎり、「銀行がファンドを通じて貸し出す」といった構図は打破できないと思います。
のち
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