4月27日、日本花の会の樹木医さん、研究員さん。そしてもうひとかた、樹木医さんが来られ、津波桜(さくらたん)
を診察してくださいました。結論は、残念ながら、二本ともすでに枯死した状態だということでした。
奇跡が起こることを信じ見守ってくださっていたたくさんの皆様にこのような報告をしなければならないのはとても残念です。
さくらたんのところにいるお二方と、左に立っておられる若い女性の樹木医さんでした。
根の状態、。幹の状態、幹の温度 など詳細に調べて頂きました。
その後、管轄の町役場へ行き、担当してくださっている副町長さんに報告し、相談した結果
樹の腐敗が進まないうちに伐採し、樹は一応桜守りの会でお預かりし、モニュメントにするとか
または加工して、何らかの形で町民の皆様が触れることのできる形にすること、また、伐採した
跡地はかさ上げ等の土木工事が始まるまではこのままで、花壇等を作り、皆様に休息して頂け
るようなことを考える、ということになりました。
なお、背の高い方のさくらたんから、去年9月に採取し、大島桜の台木に注いでおいた6本の芽の
うち4本がなんとか生き延びて、一つはかわいらしい葉を広げ始めました。昨日、台木となっていた
大島桜は選定して、根の部分だけとなっています。その先端部にさくらたんの芽が継いであります。
この後継樹を大事にそだてていきたいと思います。
また、4月27日、神奈川県大和市のしからし華の会の皆さんが、アジサイの苗100本をもってきてくださいました。
今後、桜を植栽するときに根の周りにアジサイを植えることになります。しらかし華の会のみなさんありがとうございました。
このような看板も作ってきていただきました。
明日、4月29日はきぼうのかね商店街のグランドオープンです。大漁桜100本とアジサイ100鉢。それに外の桜苗が希望の鐘商店街の脇に保管されています。是非、ご覧ください。
なお、今後桜を植栽していく上で、鹿に樹皮をかじられ、枯れ死する危険があります。それを防ぐために苗木の幹の部分をペットボトルで保護することにいたしました。2リットルのペットボトルを集めています。よろしくご協力ください。1本の苗木につき、ペットボトル
6本から8本必要です。
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