
今日はフラッシュ構造の紹介です。実家も家具工房で小さい頃からその構造を見てきた僕にとっては当たり前に思えるんですが、一般の方はほとんどご存じないんだと思います。フラッシュ構造とは枠組みされた芯材に合板(ベニヤ)などを張り合わせてパネルを作る方法を言います。普通は芯材の両面に合板を貼るんですが、片方だけ合板を貼る事を「片面フラッシュ」、一般的に略して「片フラ」といいます。写真の一番手前の部分が片フラ、他の部分も同じ芯でフラッシュされています。ではなぜ手前だけ片フラかというと、棚板や天板、地板をビスや釘でとめた後にベニヤを貼りたいからです。写真では芯材が露出した状態になってますが、ここから速乾ボンドと呼ばれるノリでベニア板を貼付けます。「片フラにしておいて後貼したらええやん」って言えば通じます。
もちろん作り方はいろいろあって後貼りしない方法もありますが。写真の物は上に引き出しがついて扉が付くのですが、ほとんどこのフラッシュ構造で作られます。これはごく一般的な方法で、市販されているほとんどの家具がこのような作りになっています。一部の木工に携わる人の中にはこのフラッシュ構造を馬鹿にする人もいますが、経験も必要ですし、フラッシュじゃないと作れないってものもあります。例えば中に電気の配線をしないといけない場合。それから反りが許されない、フラットな面を作らなければいけない場合などなど。
艶有りの黒で扉や引き出しを作り1週間ほど前に納品したので、既に河原町阪急の地下一階で使われているはずです。確かネイルケアの店だったと思います。ここ1ヶ月くらいは河原町阪急の地下1階をずっとやっていたので他にも沢山作りました。今度ちらっと覗いてみよう。
もちろん作り方はいろいろあって後貼りしない方法もありますが。写真の物は上に引き出しがついて扉が付くのですが、ほとんどこのフラッシュ構造で作られます。これはごく一般的な方法で、市販されているほとんどの家具がこのような作りになっています。一部の木工に携わる人の中にはこのフラッシュ構造を馬鹿にする人もいますが、経験も必要ですし、フラッシュじゃないと作れないってものもあります。例えば中に電気の配線をしないといけない場合。それから反りが許されない、フラットな面を作らなければいけない場合などなど。
艶有りの黒で扉や引き出しを作り1週間ほど前に納品したので、既に河原町阪急の地下一階で使われているはずです。確かネイルケアの店だったと思います。ここ1ヶ月くらいは河原町阪急の地下1階をずっとやっていたので他にも沢山作りました。今度ちらっと覗いてみよう。
僕も四月から働き出しました!管理人さんのように、ものがつくれる人になりたいです。
tkrさんのブログも読ませてもらってます。たくさん職人さんがいらっしゃる工場なんですね。うらやましいです。うちの親方も一級の資格をもっています。
フラッシュの利点は突き板を使えるってこともあるんですが、最近の単板は薄すぎる!と最近思う。厚い物もあるみたいですが。
コメント勉強になりました。ありがとうございました。