家具職人日記

家具職人の家具作品の紹介と日々の出来事

続きはドイツから

2010年02月01日 | その他
修行の場をドイツに移し、それに伴いブログも
家具職人日記@ドイツとして別サイトで再開しています。

どうぞよろしく。

ブログ、再び

2009年05月21日 | その他
久々にブログを再開しようかと準備中。
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栃の一枚板

2007年07月27日 | 自作家具





ご無沙汰になりました。
以前加工をした、栃の一枚板です。わりと柔らかく加工のし易い木でした。
自然の形を余り残しすぎても面白く無いし、作りすぎたら台無しだし。
その辺のせめぎ合いでした。
で、結局、水平方向の曲線は極力残して、垂直方向(板厚)の曲線(膨らみ)は
無くすというイメージで加工しました。
現在、狭い部屋の床にドーンと置かれ、テレビやAV機器が乗ってます。

宝泉院へ

2007年06月15日 | @京都
京都もようやく暖かくなったかと思えば、気がつけばもう梅雨。
バイクで気持ちよく移動できる期間はほんと短いです。
そんな中、先日宝泉院に行ってきました。
額縁の庭を見るのがメインで行ったのですが、人、人、人・・・。これはもっと人の少ない時に行った方が良さそうです。

そんな人の多い中、なにやらドラマの撮影のような団体が。

ふと目をやると、小沢真珠、神田正輝、片平なぎさ。

こてこてのサスペンスって感じが見れてちょっとラッキーでした。

一枚板

2007年06月06日 | 仕事
今仕事が暇なんで時間を貰って自分用のこんな一枚板を加工してます。長さが2メートルほどある栃の木です。

純白砥石

2007年06月03日 | 仕事
久々に砥石を買いました。
純白ってのが良くないですか?
#8000なので超仕上げ用です。買ったばかりでまだ使ってないので
感想はまた後日。

祝2年とちょっと

2007年06月03日 | その他
気がつけば家具職人日記を始めて2年以上が経ちました。
2年て結構長いです。自分自身驚きです。

記事のカテゴリー分けがほとんど“その他”ってのはどう考えてもおかしいので
カテゴリーを増やしました。

<建築>
2年前に比べると建築に対してより興味を持つようになりました。旅先でも気がつくと建物探訪になってしまうことも。将来はそんな素敵な空間作りに家具職人として関わっていければなぁと思う今日この頃です。

<模型>
以前は町家の模型を作ったりしてましたが、最近は個人的に椅子の模型を作るようになりました。
現在スパニッシュチェアの模型を作ってる最中なので、このカテゴリーを追加。

<@京都>
京都大好きなので。京都の情報をいろいろと書いていこうかと




夢見る建物

2007年05月27日 | 建築
先日白浜にぶらっと出かけた際にホテル川久を見学してきました。事前情報無しで行ったのですがそれだけに余計衝撃的でした。

ホームページに

夢見る建物、空想のお城

とあるように入り口では“空飛ぶ兎”が迎えてくれます。




このロビーがすんごいです。天井は全て金箔。しかもフランスの職人さんが貼ったそうです。
柱は大理石のように見えますが、なんと左官。かの有名な久住章氏によるもの。

制作費1本1億円! ロビーには計24本。




床はローマンモザイクタイル(約1cm角のモザイク)が埋め込まれています。
こちらはイタリアの職人さんによるものだそうで。



時代背景もあってか“やりたい放題劇場”といった感じ。これは一見の価値ありです。
今回は中に入ってみただけですが、今度はぜひ泊まってみたいです。

木工講座に参加する

2007年05月17日 | その他

もう随分と前の話になってしまいましたが、アートファニチャーギャラリーで行われた木工講座に参加してきました。講師はドイツ人家具マイスターのクレメンスさんです。

バウハウスのマックス・ビルがデザインしたスツールをモチーフにアリ組の加工を行いました。まず最初に墨の仕方などの説明を受けます。クレメンスさんは日本に滞在していた事があるとはいえ日本語が大変上手で驚きました。



機械は使わず全て手ノコやノミを使って加工していきます。要所、要所に実演を交えて説明してくれました。




途中経過。






お昼はドイツ風にって事でパンを頂きました。



いろいろ話を聞いたりして楽しく作業をしていると最後は制限時間いっぱいに。納期が迫った仕事のようにスピードアップして仕上げました。


RもんTHE FINAL

2007年04月15日 | 仕事
今回やっていた仕事もこれを納めて一段落。
Rもんっていうほどじゃないですが側板がRになっています。
木工の機械や工具は基本的に品物が直角である事が前提に使い易く作られています。
ですから一度傾斜がつくとそれらがすんなりと使えなくなり大変手間がかかります。
写真の物も想像以上に時間がかかり最後は残業、残業、残業・・。