Platuのレース終了後、レーザーの忘年会があったのでパーティーには参加せずに江ノ島を後にします。
忘年会には何故か白石さんが来てました、江の島から着替えもせずにヨット装束で忘年会場入って行くと、ニコっと笑って「こんばんは!白石です!」
非常に気さくな人でなかなか面白かった。冒険に挑むモチベーション、資金集め、洋上生活での話、色々と聞く事ができました。
彼の着ているHHのシャツ、右胸には「八海山」、、スポンサーです。彼の差し入れの市場に出ない幻の八海山・・・非売品、賞味しましたが凄い味でした。
彼の次のチャレンジは2016年のVendee Gloveだそうで、着々と準備を進めているそうです。今までフランス人しか優勝したことのないレースで優勝を狙っているようです。
師匠の多田雄幸氏の跡を継ぎ26歳で単独無寄港世界一周を果たし、通算3回の世界一周を経験しています。
彼いわく「師匠はめちゃちゃな人、感性の人」艇の設計はエンジニアの彼が再計算したらとんでもない設計ミスだったそうです。
ただし、その設計ミスがオケラ号に素晴らしいスピードをもたらし優勝に導いたとも。。
人より秀でる為には常識を覆すことも時には必要なのだと。。
レースに参加する際の艇はOPEN60ですが建造費が3億2000万、スタッフその他の人件費を入れるとキャンペーン予算は6億だそうです。
OPEN60同型艇(HUGO BOSS)
この費用をスポンサーを獲得して実現してゆくわけです。
彼曰く、お金を出した方でスポンサー依頼の企画書を開いた方は一人もいないそうです。
HUGO BOSSがスポンサーのALEX THOMPSON、これも資金獲得の為の宣伝なのかも。。
何ら儲け話がない冒険レースのスポンサー依頼ですが夢にお金を払う人がまだこの国にもいるんですね。
ちょっと期待・・・