この連休はレースもなく、風邪気味でもあり、まったく海に出る気がしません。
広島ではミッドウィンターレガッタの真っ最中・・・エントリすれば良かった。。
仕方ないのでジョナサンでiPadアプリと奮闘、、、いくつか面白いアプリを見つけたのでダウンロードして使い方の練習
まずは潮汐データ、基準港からセカンダリーポートまでの潮汐の変化、水深が分かっている場合は基準水面からの潮汐の深度ではなく実深度を表示できます。自艇の安全水深を設定しておけば潮汐グラフに危険な時間帯が表示される優れもの、、
(Tide Planner iPhone/iPad対応)
次は天測アプリ、iPhoneやiPadを天体に向けてバーチャル六分儀をタップすると天測ができるという品物、タマヤの六分儀なんて手が出ないし、プラスチックのものだって何万もします、とりあえず天測気分を味わうにはグッドです、10年以上前に海技1級を取った時には尾道で実際に六分儀を使いましたし、天測の問題も何問か出ました。(今はやらないとか聞きましたが天測はやって欲しいですね)
(天文航法 iPhone/iPad対応)
次は苦手な浮標や航海灯の種類、クイズになっているので毎日眺めていると覚えるかも知れません。というのも実際、カナダで真っ暗な中で灯火だけ見ると教本に出てる絵柄なんて全く役に立ちませんでした、視覚的に覚えて行くのがベストです。浮標の点滅も(R2+1 1S)とか書かれていても実際に暗闇で点滅しているのを視覚的に覚えないと駄目ですよね、このアプリは点滅している様子を再現してくれます。
これ実際に本当の間隔でチカチカと点灯しています。
クイズ形式なので電車の中でもできますね、真夜中に船の形が全く見えない場合は灯火だけで判断しなくてはなりません。この場合、右舷等が見えていますし曳航しています。この艇のスターン200M以内を横切ったら大事故になります。視覚的に覚えないとなかなか難しいと思っていた矢先に見つけました。
(Rules&Signals iPhone/iPad対応)
最後はCTS(Course to Steer)、チャートワークでは大変面倒な作業です、しかもセーリングではタック/ジャイブのポイントやアングルに関しては風の振れを絶えず考えなくてはならず、レース中にいちいちチャートを引き直す時間的余裕はありません、これは目的地までの潮の影響によるリーウェイと風の振れを元に、GPSで実際に走るコース(COG)をトラックして、コースを修正できます。タッキング/ジャイビングポイントも何分後にアングル何度でといった具合です、まだ実戦で使ってみないとわかりませんが上手く使えば役に立ちそうです。
(Tack Pad iPadのみ対応)
TWSとTWAからコースを作成し、実際に走ったコースとの差異をCOGの修正データとして潮の強さと方向を変えてトラッキングラインに一致するようにすると、コースメイキングが場当たり的ではなく事前に計算値としてはじき出せます。ナビゲーションばかりは理論なので苦手ですがしばしお勉強です。
夕方近くになってしまいましたが天気が良いのでSUPで海に出ようしていたら、颯爽とロードレーサーで現れた、我がチームとエスメラルダのクルーのYさんが「リゲインさん、ほれ!一緒に大判焼き食べましょう」
しばし、海を眺めながら大判焼きを頂きました。
二日もワークアウトを休んだのでバーチャルSUP選手権を開催、すぐ5m後ろに敵が追いすがる状況をイメージして、森戸から長者を超えて秋谷海岸の手前まで行ってからUターン、、フィニッシュは裕次郎灯台です。
はあ、はあ、はあ。。。
二時間爆漕ぎでした・・・・最後はクールダウンでゆっくり漕いで、森戸神社の横から川をさかのぼりました、満潮だったので菊水亭まで行けました。。
気がつけば辺りは夕暮れ、、、お疲れさまでした。
明日はクライミングジムに行って無心に壁に張り付くかな。。